・「カスタマーエンジニアってそもそも何?」
・「年収はいくらくらいなの?」
・「どんな仕事をしているの?」
・「どういう人が向いているのかな?」
といった疑問にお答えします。
0.目次
1.カスタマーエンジニアってそもそも何?
2.年収はいくらくらい?
3.どんな仕事をしているの?
4.仕事のやりがいは?
5.カスタマーエンジニアはどういう人が向いてるの?
1.カスタマーエンジニアってそもそも何?
カスタマーエンジニアとは、「顧客のコンピューター機器や情報システムなどが正常に動作するよう、サポートや点検を行うITエンジニア」です!
顧客の使用しているコンピューターや情報システムの定期点検を行ったり、不具合が発生した際には対応をするなど、コンピュータ機器を導入している場所において重要な役割を担っています。
2.年収はいくらくらい?
カスタマーエンジニアの平均年収はズバリ!「約500万円」です!
外資系企業に所属するカスタマーエンジニアの場合、年収はおよそ700万円ほどと国内企業よりやや高めになります。
しかし、年収が高い分退職金制度がなかったり、福利厚生が国内企業より充実していないところもあります。
3.どんな仕事をしているの?
①IT機器の設置
カスタマーエンジニアは、IT機器の設置という仕事を行います。
企業や学校などで新しくコンピューターなどを納入するとき、コンピューターの運搬や設置、プリンターなどの周辺機器と接続し、実際に使用できる状態にします。
設置する際、必要であれば電源の確保や回線工事など、現場の環境整備を行うこともあります。空調の位置から最善の場所に設置したり、耐震性のあるサーバーラックに固定して災害対策を行うこともあります。
②導入支援
導入支援もカスタマーエンジニアの仕事の一つです。
新しいコンピューターやシステムを導入した顧客に対して、初期設定の仕方や利用方法を説明し、スムーズに使うことができるよう支援します。
特に最新のコンピューターやシステムを導入した場合、従来のものと違って特殊な操作が必要となることがあるので、質疑応答の時間を設けたり、特別に講習を行うこともあります。
③保守・障害対応
情報システムやコンピューター機器の保守・点検、障害が起きたときの対応は、カスタマーエンジニアの仕事の中でもっとも重要な仕事です。
コンピューターや情報システムは、企業や学校などで重要なインフラとしての役割があるので、不具合が発生したり、システムが停止すると大きな損害が出ることがあります。
不測の事態が発生しないよう、カスタマーエンジニアが機器の点検を行ったり、システムの監視を行います。
4.仕事のやりがいは?
カスタマーエンジニアのやりがいはズバリ!「顧客と関わる機会が多いこと」です!
ITエンジニアの多くはシステム構築や開発など、コンピューターそのものと向き合う時間が多く占めますが、カスタマーエンジニアは定期的に顧客の元に出向いて保守点検をしたり、トラブル対応を行います。
そのため、顧客からの反応をダイレクトに感じることができるので、感謝の言葉がやりがいになっているという声も多く聞かれます。
5.カスタマーエンジニアはどういう人が向いてるの?
カスタマーエンジニアに向いている人はズバリ!「コミュニケーション力のある人、技術力のある人、トラブル対応力のある人」です!
それぞれについて説明していきます。
①コミュニケーション力のある人
カスタマーエンジニアには、コミュニケーション力が必要となります。
カスタマーエンジニアはほかのITエンジニアに比べて、顧客と接する機会が多いのが特徴です。顧客の元へ機器の設置に赴いたり、トラブルが発生している場合には、顧客から正確な情報を聞き出す必要があります。
また、コンピューターに詳しくない顧客に、複雑なシステムの概要などを簡潔に説明することもあるので、コミュニケーション力が要求されます。
②技術力のある人
カスタマーエンジニアには、ITに関する知識と技術力が欠かせません。
情報システムやIT機器は年々複雑になっており、次々と新しいシステムが開発されています。トラブルが起きたときに、不具合の原因がどこにあるのか突き止める必要があるので、幅広い知識とさまざまな機器に対応できる技術力が要求されます。
技術力を身につけるには、積極的に保守対応となるシステムや機器について学ぶ向上心を持ち続けることが必要です。
③トラブル対応力のある人
カスタマーエンジニアには、トラブルに対して迅速かつ的確に対応できるスキルも重要です。
トラブルはさまざまな要因が重なって起きるケースが多いです。そのため、トラブルの原因を突き止める粘り強さと、判断力が必要とされます。
また、システムやハードウェアに関する幅広い知識も持っていることが重要です。あらゆる角度から検証し、トラブルの原因を突き止める対応力が要求されます。
上記の項目をしっかりと理解すれば、就活が少しでもうまくいくはずです。
深呼吸を行い、リラックスした状態で面接を受けましょう。