ゲームクリエイターの選考を受ける人はこれを見よう!

・「ゲームクリエイターってそもそも何?」
・「年収はいくらくらいなの?」
・「どんな仕事をしているの?」
・「どういう人が向いているのかな?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.ゲームクリエイターってそもそも何?
2.平均年収はいくらくらい?
3.どんな仕事をしているの?
4.ゲームクリエイターはどういう人が向いてるの?

1.ゲームクリエイターってそもそも何?

ゲームクリエイターとは、「ゲームソフトやゲームアプリの制作や開発に携わる職種全般のこと」です!

ゲームはさまざまな役割を持った人が作業を分担してひとつの作品を作り上げることがほとんどのため、職種も細かく分かれています。

ゲームを作る際には、まずアイディアから市場調査をした上で企画を作り、システムやストーリーを考え、プログラムや音楽を埋め込む…といったように膨大な作業があり、一つの作品完成まで数年かかることもあります。

ヒット作を生み出すためにはセンスを磨き、世の中のニーズを掴む先見性などが求められます。

また、納期直前には徹夜作業が発生することもあるため、最後まで責任を持ってやり遂げる姿勢も不可欠です。

2.平均年収はいくらくらい?

ゲームクリエイターの平均年収はズバリ!「約450万円」です!

あくまでもゲームクリエイター全般の平均年収なので、職業・スキルによっても前後します。

ゲーム開発の総監督であるプロデューサー、現場監督であるディレクターなど、開発に関する予算や人を管理する立場の職業は年収が高くなる傾向にあります。

また、普及し始めたばかりで扱える人が少ないソフトや、新しい技術をいち早く使いこなせるスキルを持った技術者にはそれに見合った高い年収が支払われます。

3.どんな仕事をしているの?

ゲームクリエイターの仕事は大きくわけて「開発系の仕事と企画系の仕事」の2つに分かれます。
それぞれについて説明していきます。

①開発系の仕事

開発系の仕事は主に「シナリオライター、サウンドクリエイター、グラフィックデザイナー、プログラマー」の4つです。
それぞれについて説明していきます。

❶シナリオライター

ゲームの『あらすじ』を作る仕事であり、作品の根幹を担い、ゲームの面白さに直結する重要なポジションです。 
❷サウンドクリエイター

ゲームサウンドを作る仕事であり、BGMや効果音づくり、プログラミングによる音のデータ化などのスキルが必要です。 
❸グラフィックデザイナー

キャラや背景のデザイン、CG制作をする仕事であり、デッサン力やPC操作など専門的な技術が求められます。 
❹プログラマー

企画書や音楽、キャラデザインを元にプログラミングをして実際にゲームを作る仕事であり、不具合の修正も行います。 
 
②企画系の仕事

企画系の仕事は主に「プロデューサー、ディレクター、プランナー」の3つです。
それぞれについて説明していきます。

❶プロデューサー

制作全体を仕切るリーダーであり、予算組み・人材確保・スケジュール管理・プロモーションなど仕事は多岐にわたります。 
❷ディレクター

現場をまとめる総監督であり、企画段階からデザイナーやクリエイターに指示を出し、ゲーム開発全体を指揮します。 
❸プランナー

ゲームの企画・立案や全体の設計図(シーケンス)を作る仕事であり、シナリオライターを兼任する場合もあります。 
 

4.ゲームクリエイターはどういう人が向いてるの?

ゲームクリエイターに向いている人はズバリ!「さまざまなものに興味が持てる人、粘り強く、責任感が強い人、スタミナがある人、人と接することが好きな人」です!

それぞれについて説明していきます。

①さまざまなものに興味が持てる人

ゲームクリエイターに、センスは欠かせません。独自の感性を持っていることはもちろんですが、多くの人に受け入れてもらえるものを生み出す必要があります。

そのため、普段から芸術作品などに触れて豊かな感性を身に付けることや、流行のものにまで広く興味を持つことが大切です。

その上で、想像力を働かせて「自分ならこういう風に作る」といったアイディアを頭の中でいつも巡らせられるような人は、まさにクリエイター気質だと言えます。

②粘り強く、責任感が強い人

ゲーム制作の世界では、何年もかけて一つの作品を作り上げる場合もあります。長期間に渡る作業は根気がいりますし、もし自分がミスをしてしまったら、他の人たちにも迷惑をかけることになってしまいます。

そのため、自分の任された仕事に対して責任を持って取り組む姿勢や、最後まで諦めずに物事に向き合う姿勢が求められます。

③スタミナがある人

ゲームクリエイターは制作スケジュールに従って作業を行うため、もし予期せぬトラブルなどが発生した場合、時に長時間の残業や徹夜をしてでも作業を続けなければなりません。

そのような状況に耐えられる体力があること、またストレスにも負けない強い精神力を持っている人が望ましいです。

④人と接することが好きな人

ゲームクリエイターの仕事といえば、画面に向かってコツコツと一人で作業するイメージが強いかもしれませんが、実は仲間とコミュニケーションをとることも重要です。

ゲームは大勢の人との共同作業で完成させるため、お互いに強力し合ったり、相手の意図を汲み取って作業する機会も多々あるのです。

お互い役割は違っても、一つの「チーム」としていい人間関係を築くことで、より良い作品を生み出せるようになります。

明るく、人と話すのが好きという人は、ゲームクリエイターに向いています。

上記の項目をしっかりと理解すれば、就活が少しでもうまくいくはずです。

深呼吸を行い、リラックスした状態で面接を受けましょう。