・「ハウスメーカーって何なの?」
・「どんな仕事内容があるの?」
・「どんな魅力があるの?」
といった疑問にお答えします。
0.目次
1.ハウスメーカーについて
2.ハウスメーカーの仕事内容
3.主なハウスメーカー
4.ハウスメーカーの魅力
1.ハウスメーカーについて
ハウスメーカーとは「戸建住宅の設計や施工に関わる産業」を意味します!
ハウスメーカーは年間施工が10棟に満たない中小企業が、業界全体の企業数の8割を占め、業界の市場規模は123業界中27位で、業界全体の売り上げ伸び率も非常に高く、これから注目される業界であると考えられます。
平均年収に関しては日本人の平均年収が約411万円なので平均年収より高いですが、市場規模や、売上の伸び率が全業界で上位にランクインしているのに対して、平均年収は平均より少し上くらいにランクインしているという結果でした。業界の市場規模の大きさが、一概に高年収とは限りません。
2.ハウスメーカーの仕事内容
ハウスメーカーの仕事内容は「技術系(設計)、技術系(施工)、営業職」の3つです!
➀技術系(設計)
顧客のニーズや住宅の傾向にあわせた住宅の設計を行う為、専門の知識や資格が必要となります。
法律関係の事務作業がありますが、建築系をはじめ機械系や電気系の学科出身の人も多いようです。
➁技術系(施工)
設計された図面をもとに現場で住宅の施工を行い、建設会社や大工との作業の段取りや指示、設備管理が担当です。
こちらも専門の知識や資格が必要であり、建築系の学科出身が多いようです。
➂営業職
ハウスメーカーでは展示場での接客や企画の提案などが主な仕事となっており、新規見込み客にライフプランにあった提案を行ったり、資料の提示をします。
基本的に平日が休日で、土日や祝日に出勤することも多く、ハウスメーカーの営業の厳しさは有名で、給料は実力主義で大きく変化します。
人と接することが好きな人、営業での実力をつけたい人にはやりがいをもって仕事が出来そうです。他にも人事や財務業務を手掛ける経理といった部署があります。
3.主なハウスメーカー
➀大和ハウス工業
大和ハウス工業は、大阪府大阪市に本社を置く住宅総合メーカーであり、建築物の一部、或いは全ての部材を工場で制作し建築現場で組み立てる、プレハブ工法を利用したプレハブ住宅を日本で初めて作りました。他にも外張り断熱通期外壁や耐震技術などの強みがあります。
賃貸住宅事業からマンション事業、リフォーム事業などを展開しており、今後は介護施設や海外事業の進出がより加速が予想され、現在では中国・アメリカ・東南アジアなどに、分譲マンションや工場団地開発を推進しています。
➁ミサワホーム
住宅の設計から製造、販売・施工を行っている日本のハウスメーカー・不動産会社であり、気質パネル接着工法と呼ばれる木造軸加工や鉄骨軸組広報などに取り組み、その耐久性は高いと注目を浴びています。
建築や土木などの設計や請負、施工などを行っていますが、他にも高齢者向け集合住宅施設の建築など介護業務も多く請け負っています。
➂積水ハウス
大阪府大阪市に本社をおく住宅メーカーで、
根本哲学をモットーに、真実や信頼の重視、最高の品質と技術、人間性豊かな住まいと環境の創造を軸にしています。
都市開発や海外にも進出しており、アメリカやシンガポールなどに部署があり、建築の設計から請負、成功および工事管理などを行っていますが、他にも日用品雑貨の売買や保育所、有料老人ホームの経営コンサルティングもしています。
4.ハウスメーカーの魅力
ハウスメーカーの魅力は「他人の人生に名を刻む、信頼される喜び、図面が形になっていく喜び、縁の下の力持ち、感謝の気持ちが行き交う環境」の5つです!
➀他人の人生に名を刻む
人生において「家を買う」ということは、そう何度もあることではなく、ハウスメーカーの社員は客の人生における大切な1ページに名を連ねる職業であり、どの部署の社員も大きなやりがいを感じているといえるでしょう。
➁信頼される喜び
家を購入したいと考える人は大抵複数の住宅メーカーを比較して検討しており、その選択肢の中で最も良いと感じたメーカーと契約しますが、契約を取れるかどうかは営業の腕次第で、だからといって即決を迫るような営業は逆効果です。
信頼関係がなく安心して任せられる良い商談は成り立たず、金額の大きな買い物だからこそ、客が慎重になるのは無理のないことですが、その分、契約が取れたということは信頼を勝ち得て、営業冥利に尽きるというものです。
引き渡し時に心のこもった感謝の言葉を得る瞬間の喜びは格別で、そこから始まる長い付き合いは財産であると言え、どの営業職も初めて契約が取れた時の感動を胸に多くの客に誇りをもって自社の住宅を勧めています。
➂図面が型になっていく喜び
家づくりそのものに携わる技術職の魅力は、言う間でもなく自分達の仕事が目に見える形として出来上がり、設計担当は施主と何度も打ち合わせを重ね、十分に時間をかけて思いを形にしていきます。
その過程には苦労も尽きませんが図面が出来上がり、家が完成した時の施主の喜ぶ姿を見るとすべてが吹き飛び、現場管理担当は設計から上がってきた図面が形になっていく様子をリアルタイムで体感できる部署です。
何十人もの職人を使って現場を円滑に回し、日程を考えながら工程を進めていくことは容易ではありませんが、その分、引き渡しの時の感動はどの部署よりも大きく、その後何十年と家族の暮らしを支え、街の風景になっていく過程に携わることができるのは家づくりの最大の魅力でしょう。
➃縁の下の力持ち
住宅設備や各種機器の開発、製造担当は直接顧客と関わらない現場の各部門から期待され、感謝される立場であり、それに応えるべく、高いモチベーションを保って日々努力を重ねています。
➄感謝の気持ちが行き交う環境
家を売る営業、図面を書く設計、実際に立てる施工管理であり、それぞれの部門が連携して初めて家づくりは実現します。
ハウスメーカーは部門間で常に感謝と労いの気持ちが行き交っている魅力ある職種です。
上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。
笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。