マスコミに興味ある人はこれを見よう!

・「マスコミって何なの?」
・「どんな魅力があるの?」
・「志望動機はどう書けば良いの?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.マスコミについて
2.マスコミの種類
3.マスコミの関連職種
4.マスコミの将来性
5.志望動機の書き方

1.マスコミについて

マスコミとは、「マスコミュニケーションの略称で、マスメディア(新聞、テレビ、ラジオ、雑誌、インターネット)を用いて、不特定多数の大衆に大量の情報を伝達する職業」です!

2.マスコミの種類

マスコミの種類は「テレビ局、新聞、出版社、広告代理店」の4つです!

➀テレビ局

テレビ局は、公共放送のNHK、日本テレビやフジテレビなどの民間放送で番組を全国に配信しているキー局(特に東京にあるキー局を「在京キー局」と呼ぶこともある)、各地域の情報を扱う「地方局」、衛星放送などで提供される「BS・CS局」に分かれ、キー局は地方局を「全国ネット網」として組織し、全国的な放送網を構築しています。

➁新聞

新聞は、読売新聞や産経新聞など日本全国で発行されている「全国紙」と、東京新聞や中京新聞など特定の地方で発行・流通している「地方紙」に分かれ、また内容次第で、幅広い分野の記事を掲載する「一般紙」、経済の話題が豊富な「経済紙」、スポーツ記事が中心の「スポーツ紙」、専門的な分野に的を絞った「専門紙」などに分類されます。

➂出版社

大手出版社は、多彩な雑誌と書籍を手がけているケースが多く、中小出版社は、マンガ、教育向け出版物、地図、ビジネス出版など、特定の分野に強みを持ちます。

また、書籍や雑誌を販売する書店、出版物を書店に配本し、売れ残った出版物を書店から出版社に返品したり、出版社と書店の間をつなぐ「出版取次」企業も、出版業界では重要です。

➃広告代理店

上記のような各メディアは、視聴者や読者を惹きつけるコンテンツを作り、そこで広告枠を販売して収益を得ており、こちらで活躍するのが広告代理店です。

メディアから広告枠を買い取り、顧客に販売することで手数料収入を得ており、広告枠の販売以外に、企業の商品やサービスを告知する為のCM制作やイベントを手掛けることも少なくありません。

3.マスコミの関連職種

マスコミの関連職種は「記者、編集者、校閲、営業、プロデューサー、アナウンサー、企画(マーケティング)」の7つです!

➀記者

様々な情報を集め、新聞や雑誌、テレビ局などのニュースをまとめる仕事であり、取材力や文章力、情報発信力が求められます。

➁編集者

書籍や雑誌などの企画を立て、ライターやカメラマン、デザイナーなどの専門家を指揮して記事を纏めます。

➂校閲

出版社や新聞社で、誤った文章の修正などを行い、「校正」が文章の間違いを中心に正すのに対し、「校閲」は事実関係の間違いなども確認します。

➃営業

宣伝活動を希望する企業とやりとりを行い、テレビや新聞、雑誌などの広告枠を販売し、出版社では、書店に対して自社商品の売り込み、在庫管理、注目商品の情報提供などを行う書店営業もあります。

➄プロデューサー

テレビ局やラジオ局で、番組の予算管理や出演者との交渉、番組内容の方針決めなどを担当します。

➅アナウンサー

ニュース番組や情報番組など、言葉で情報を伝える仕事です。

➆企画(マーケティング)

広告代理店や放送局などで、「どんな広告・番組が求められているか」などの市場分析や、それに基づいた戦略の立案などを行います。

4.マスコミの将来性

マスコミの将来性は「新聞社や出版社の中には、自社の記事コンテンツをインターネットで配信し、有料会員を増やす取り組みを進めているところもあり、テレビ局では、インターネット動画配信チャンネルを設立し、月額料金や広告料を得ようとする」ところにあります!

近年は、インターネットやスマートフォンの台頭で新聞・雑誌などの売上が長期に渡り右肩下がりに減少しています。簡単に情報を得てコンテンツを楽しめて、ここに時間やお金を費やす人の増加が影響していると言われており、こうした動きに対応する為に、メディア各社もインターネット対応を加速させています。

5.志望動機の書き方

志望動機の書き方は「なぜマスコミ業界・企業なのか、どのような仕事をしたいのか、感銘を受けた記事や作品を取り上げる」の3つがポイントです!

➀なぜマスコミ業界・企業なのか

1つ目は、「なぜマスコミ業界・その企業でなければならない理由」を明確に説明し、特に企業を選んだ理由が一番重要になります。

理由を強調したい場合、冒頭の部分で先程紹介した「軸」を取り上げたり、それに付随する理由を示すことにより、採用担当者は関心を寄せてくれるでしょう。

➁どのような仕事をしたいのか

2つ目は、「どのような仕事をしたいのか」をアピールすることが挙げられ、放送局を例にすると、「制作」「報道」「アナウンサー」「広報」「イベント企画」など、様々な業務が存在しており、企業研究でそれらの業務を細かく理解した上で、どのような仕事をしたいのか、それを実現させる為にどのような努力をするかをアピールしましょう。

➂感銘を受けた記事や作品を取り上げる

3つ目は、「感銘を受けた記事や作品を取り上げる」ことです。

マスコミ業界は、読者や視聴者に驚きや感動など、関心を集めてもらうのが重要であり、その為には、志望動機には感銘を受けた記事や作品を取り入れながら、アピールしましょう。

この部分を明確に伝えることで、コツ➁で紹介した「どのような仕事をしたいのか」を、更に強調させる結果にも繋がります。

上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。

笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。