土木関係に興味ある人はこれを見よう!

・「そもそも土木って何なの?」
・「どんな魅力があるの?」
・「どんな人が向いてるの?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.土木について
2.土木設計の仕事内容
3.土木作業員の魅力
4.土木作業員に向いている人

1.土木について

土木とは「建設業のうち道路、トンネル、ダム、橋、河川、運河など」を意味します。

土木と聞くとガテン系のイメージが多いのですが、学問として土木工学の分野が確立して人々の安全を確保する為に日々研究され、建築学とは近縁でありながら分類されているため、分業されることが多いのですが、最近では建築家が橋をデザインしたり、建築と土木が一体的に計画されるなど、分野の横断により、より良いものを作ろうと言う動きがあります。

2.土木設計の仕事内容

土木設計の仕事内容は「概略設計」と「詳細設計」の2つです。

➀概略設計

概略設計は、道路を設計する際、まず道路のルート、カーブ、材料を決定して行き、橋であればまず形状や架構、構造、材料などを決定する為の最初の設計です。

計画全体の大枠を決めるスキームであり、経験や技術力に次第で、予期せぬものを予測し備える能力が必要となります。

➁詳細設計

概略設計によって決められた大枠に従い、工作物そのものが成立するように詳細を詰め、ミリ単位で設計するのはもちろんですが、建築と異なり、道路やトンネルではカーブなどを決定する曲率も重要であり、工事できる図面にまで仕上げる為の設計です。

3.土木作業員の魅力

土木作業員の魅力は「形に残る仕事、子供達に人気、世の為・人の為になる実感」の3つです!

➀形に残る仕事

土木作業員が行う仕事は、形に残る仕事であり、特に代表的なものですと、道路・河川・ダム・橋梁・建築物などであり、これらは日常当たり前に存在するものですが、何もない原野を造成して作ったり、山を切り崩して作り、何もないところに新しく作られ、自分がやった仕事がこうやって目に見える形で末永く残るので魅力を感じられます。

➁子供達に人気

土木作業員はある程度の経験を積んだり、免許を取得したりすると、重機の運転を任せられ、重機と言ってもた多くの種類があり、ブルドーザー・ショベルカー・ホイールローダー・クレーン車・ダンプトラック・モーターグレーダーなどキリがありません。

このような重機は、特に男の子が大好きな乗り物でありますが、危険なのであまり近寄って見てほしくはない反面、キラキラした純粋なまなざしで見つめられると、自分がやっていることを誇りに思えます。

厳密に言えば、子ども達は重機を見ているのであって運転手を見ているわけではないのですが、これら重機を意のままに操っている姿を見せるのは、嬉しいものです。

➂世の為・人の為になる実感

土木作業員がする工事の中には、ガス・水道・電気・通信設備などの公共・公益関連の工事に伴って行うものもあり、宅地の造成や区画整理、田んぼ・畑の耕地整理や用水路・排水路の整備などもありますが、これらはいずれも人々の生活の基盤となります。

更に、土砂崩れや洪水などの災害現場の復旧工事や、雪国ではウインターシーズンに除雪するなど、陰ながら人様のお役に立っている仕事であり、道行く人や近所の方から「お疲れさま!」とか「おかげで道路がきれいになるよ。」などのお声掛けを頂くと、自分の頑張りが世の為人の為になっているんだという実感が沸きます。

4.土木作業員に向いている人

土木作業員に向いている人は「モノづくりが好きな人、重機や車の運転や機械いじりが好きな人、暑さ・寒さに負けない人」です!

➀モノづくりが好きな人

土木作業員は、道路や橋などの大きな構造物を作る仕事に携わることが多く、このような仕事は形に残り、土木作業員の多くも自分たちがたずさわったものが形に残るということに、誇りや魅力を持ちます。
その為、「モノづくりが好き」を重点に、大きな物を作りたい、多くの人の目に触れるものを作りたいという人に向いています。

➁重機や車の運転や機械いじりが好きな人

土木作業員は多くの建設機械(重機)を操縦したり、作業車両を運転をしてら重機でいえば、ブルドーザー・ホイールローダー・クレーン車・モーターグレーダーなどがありますし、作業車両でいえばダンプトラックなどがあります。

このような大きなものを意のままに操られるのことも土木作業員の魅力であり、そこに魅力を感じられる人にオススメです。

➂暑さ・寒さに負けない人

土木作業員は屋外での仕事が殆どになりますが、ある程度は慣れるものですから、絶対条件ではなく「出来れば望ましい」ぐらいのレベルでありますが、極端な暑さ・寒さで出るような持病があったりすると、土木作業員として働くのは厳しいでしょう。

単純に「暑いのが嫌だ」とか「寒いのが苦手」くらいのレベルであれば、いずれ慣れますので、土木作業員に向かない訳ではありませんので、暑さ・寒さに「そこそこ」強ければ適性があります。

上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。

笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。