・「コンサルタントって何なの?」
・「どんな魅力があるの?」
・「どんな人が向いているの?」
といった疑問にお答えします。
0.目次
1.コンサルタントについて
2.コンサルタントの仕事内容
3.コンサルタントの魅力
4.コンサルタントの一日
5.向いている人
1.コンサルタントについて
コンサルタントは「民間企業・官公庁から依頼を受け、経営状態・今後の方向性に対して分析を行った上でアドバイスや指導をする専門家」です!
経営のアドバイスをする「経営コンサルタント」、ITシステムの構築などを行う「ITコンサルタント」、建設技術の調査や設計を行う「建設コンサルタント」など、企業の業種・仕事内容次第で、様々な種類のコンサルタントが活躍しています。
主な活躍の場はコンサルティング業務を専門に行う法人や民間企業で活躍ですが、経験を積み、独立して個人で働いている人も多くいます。
コンサルタントの世界は徹底した実力主義であり、外資系企業では20代で年収1000万円を稼ぐ人も珍しくはありません。
グローバル化する社会において、多くの企業では課題が山積みとなっており、それらを第三者の立場から分析し、解決策を提示できる専門家として、コンサルタントのニーズは非常に高まっています。
2.コンサルタントの仕事内容
コンサルタントの仕事内容は「クライアントの問題を解決する、多種多様な仕事内容がある」の2つです!
➀クライアントの問題を解決する
コンサルタントの仕事の大きな流れとしては、先ずはクライアントからの依頼を受け、どのような課題を抱えているのかをヒアリングします。
その際に、いつまで問題解決を目指すのか、どの程度の予算が組めるか、どのような分野に詳しいコンサルタントが必要かを確認した上で、解決の為のプロジェクトチームを組みます。
その後、経営状態・雇用状況を分析したり、社内のITシステムを調査したりして問題点を見つけ出し、解決策を提案するところまで責任を持って引き受けます。
予め決められた時期・予算を厳守した上でクライアントを納得させることの出来る解決策を出すことが出来れば、コンサルタントの仕事は一旦終了です。
➁多種多様な仕事内容がある
コンサルタントが引き受ける仕事は多岐に渡り、「新しい事業の立ち上げ」「新商品の開発」など事業そのものに知恵を出す場合もあれば、「人材の新たな活用方法」や「人員整理」など雇用に関するシステムを整えることに力を貸すこともあります。
時には、「海外に新しい支店を出したい」「現地法人を設立したい」などの相談もあり、グローバルな活躍をすることも可能です。
また、「企業のM&A(買収や合併)」に関する相談の場合は、数年がかりの大きなプロジェクトに関わることになり、仕事内容が幅広く、様々な経験が出来るのが、コンサルタントの仕事の醍醐味です。
3.コンサルタントの魅力
コンサルタントの魅力は「得意分野に集中出来る、変化と刺激に富む」の2つです!
➀得意分野に集中出来る
自身の「好きなこと」「得意なこと」を軸にコンサルタントとしての専門分野を決めることができるという点も魅力的です。
自らの能力を最大限に発揮して「好きなこと」「得意なこと」に集中して取り組めるのが、コンサルタントです。
「能力を最大限に発揮」しますから、当然、得られる報酬も高額になってきます。
➁変化と刺激に富む
変化と刺激に富む仕事であるという点も、コンサルタントの魅力を語る上では見逃せません。
クライアントは、皆それぞれ状況が異なり、コンサルタントとしては、それぞれ全てカスタマイズした対応が必要となります。
定型業務を繰り返すだけのような仕事に物足りなさを感じる場合は、コンサルタントになることを選ぶと良いかもしれません。
4.コンサルタントの一日
コンサルタントの一日は以下の通りです。
8:30 出社
メールを確認して、急ぎの内容から返信を済ませます。
9:00 事務作業
クライアントに提出する資料を作成します。
10:00 外出
クライアント企業を訪問し、打ち合わせを行います。
13:00 昼休み
同僚でカフェで昼食を取ります。
15:00 ミーティング
自社に戻り、チームミーティングに出席します。
18:00 事務作業
メール確認・プレゼン資料作成・情報収集などを行います。
20:00 退社
出来る限り残業時間を減らすように心がけます。
5,向いている人
コンサルタントに向いている人は「経営に興味があり数字に強い人、論理的な思考が出来る人、相手の気持ちに寄り添える人」です!
➀経営に興味があり数字に強い人
企業の財務状況・雇用状況を把握することで、その企業が今どのようなリスクを抱えているのか、どのような発展の可能性があるのかを見抜ける優れた能力が求められます。
こうした能力は、日頃から熱心に経済や経営の勉強をすることでこそ、磨くことが出来て、数字を見ながら分析をするような情報処理能力も高くなければ、クライアントの課題を見つけ出せません。
「経営に興味がある」「数字に強い」という人にとっては、コンサルタントはやりがいの大きい職業となります。
➁論理的な思考が出来る人
コンサルタントの仕事は、クライアントが抱えている問題に対する解決策を筋道を立てて考えることが大切です。
沢山のデータをもとに情報を整理した上で、改善の為にどんな策が必要か第三者の視点から客観的に考える必要があり、日頃から物事を論理的に考えられる人が、能力を発揮することが出来る業界です。
➂相手の気持ちに寄り添える人
コンサルタントというのは、クライアントである企業にとっては、将来を大きく左右する大切な経営方針を決めるための唯一無二のパートナーになり、信頼関係を築くことが出来るかが何よりも大切であり、「経済や経営に関して精通している」だけでは役割を果たせません。
クライアントが今どのような不安を感じているのか、どのような希望を抱いているのかを丁寧に聞き出して課題を共有した上で改善策を見つけ出すことで、クライアントの気持ちに寄り添ったコンサルティングを行うことが出来ます。
また、コンサルタントは、「コミュニケーション能力が高いこと」「人の話をしっかりと聞き出して課題を纏められること」「自分の意見をプレゼンテーションする時に相手に分かりやすく丁寧に伝えられること」、このような能力がある人は、コンサルタントとして活躍出来る可能性が十分にあります。
上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。
笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。