・「良い件名の書き方とは?」
・「気をつけるべきことはなんだろう?」
・「困った時はどうすればいいの?」
といった疑問にお答えします。
0.目次
1.件名を書くポイントは?
2.NGな件名の書き方は?
3.なんて件名を書いたらいいかわからない場合は?
1.件名を書くポイントは?
件名を書くポイントは主に5つあります。
それぞれについて説明していきます。
①件名を読むだけで内容がわかるようにすること
件名を書くポイントの1つ目は、「件名を読むだけでメールの概要がわかるようにすること」です!
そうすれば相手は「今読むべきか、あとでチェックするべきか」容易に判断でき、仕事の邪魔になりません。
件名だけで内容がわかるメールは、わかりやすく、いま読むか読まないかの判断もすぐにできる、相手にとって優しいメールです。
自分の書いた件名が「件名だけで内容がわかるものか」検証しましょう。
②メールの具体的な主題(トピック)を必ず入れるようにすること
たとえば、漠然と「本日はありがとうございました。」と書くだけでは何のメールなのかわかりません。何についてのメールかをハッキリさせるために、「社会人訪問の御礼」のように、具体的なメールのトピックを書く必要があります。
また、日時・場所が重要なメールは、件名に日時や場所を入れるとよりわかりやすくなります。
③メール本文の内容と食い違わないようにすること
メールの件名を読むだけで内容のわかるものにしたからには、本文との食い違いがないように気をつける必要があります。
たとえば、「◯日の会社説明会のお礼」という件名にしておきながら、次の面接日程の調整について書くと混乱してしまいます。「1メールにつき1トピック」が基本なので、メインとなる内容を表す件名をつけるように意識する必要があります。
特に返信の繰り返しで「Re:Re:…◯◯」という件名になっている場合は要注意です。何度もやりとりする中でメールの主題も途中で変わることが多くなるため、明らかに今までと内容が変わった場合には「Re:」を削除して相応しい件名をつけ直しましょう。
④長くならないように端的にまとめること
件名を書く際には、「20〜25文字程度にまとめること」を意識しましょう。
一目で内容がわかる具体的な件名が望ましいですが、無駄に長い冗長なものはNGです。
最近のメールソフトは表示できる件名が40文字以上と長いのも珍しくありませんが、情報量が多いとパッと頭に入ってこず相手にストレスを感じさせてしまいます。
「◯◯についてのお礼と◯◯の日程調整についてのご相談」などのように複数トピックを詰め込むのも好ましくありません。
相手の具体的なアクションに繋がる内容にフォーカスするのが基本です。この場合は「◯◯の日程調整についてのご相談」だけのほうが良いです。
⑤目的やお願いを書くこと
メールした目的や、お願いしたいことを件名にいれると、飛躍的にわかりやすくなります。
ただ漠然と件名を書くのではなく、「何の目的でメールをしたのか」がわかる言葉(お詫び、お礼等)を件名にいれると、件名だけで内容がわかるようになります。
また、相手に何かアクションをお願いする場合は、「何をして欲しいか」を書いておくと、相手からのアクションを引き出しやすくなります。
件名を読めば「〜をしてほしいってことね」と理解できるので、誤解も減らせます。
相手に何かアクションをしてほしい場合は、「具体的なトピック+〜のお願い」「具体的なトピック+〜してください」と、『何をして欲しいか』を件名にいれましょう。
出典:https://kenjasyukatsu.com/archives/1320
2.NGな件名の書き方は?
①件名に挨拶のみしか書かないこと
挨拶だけではそのメールの内容がどんな内容かわからず、相手を煩わせてしまいます。
トピックを入れた上での挨拶ならOKです。
②件名に誤字脱字があること
変換ミスや抜け漏れによって意味が通らない内容になっている場合も注意です。
件名に誤字脱字がないか事前にしっかりチェックしましょう。
先方の社名や担当者名を件名に入れる場合は、漢字や表記に誤りがあると失礼に当たります。
ミスは誰にでもあるものですが、事前に見直しのできるメールでの誤字脱字は選考に影響する可能性もないとは言えないため、不安な人は誰かにチェックしてもらうようにするとより確実です。
③件名が抽象的であること
「〜について」「〜の件」だけだと、曖昧でわかりにくいです。「説明会の日程について教えて下さい」「会社案内送付のお願い」など、具体的なタイトルをつけましょう。
④自己紹介を書くこと
これはOB訪問など、初対面の相手に出しがちなNG件名です。
自己紹介だけでは具体的に何を伝えたいのかがわからないため、NGです。
⑤re:re:re:〜が続いていること
re:re:re:OB訪問の御礼のように、何度もやりとりしていると件名「re:re:re:〜」と続いてしまいます。
しかし、たいていメールをやりとしている間に、最初とは、メールの主題が変わっているはずなので、このままではわかりにくいです。
re:が二回以上続き、やりとりの主題が変わっているな、と感じたら、件名を適切なものに変更しましょう。
出典:https://kenjasyukatsu.com/archives/1320
3.なんて件名を書いたらいいかわからない場合は?
件名に困った時の対処法を4つの場合に分けて説明します。
①お願い
お願いのメールは、「トピック名+〜のお願い」と書くと上手くいきます。
②お礼
お礼のメールは、「トピック名+〜のお礼」と書くと上手くいきます。
③質問
企業にメールで何かを問い合わせるときは、「トピック名+〜のお伺い」と書くと上手くいきます。
または、「(トピック名)について教えて下さい」でも良いです。
④お詫び
お詫びのメールは、「トピック名+〜のお詫び」と書くと上手くいきます。
出典:https://kenjasyukatsu.com/archives/1320#i-2
上記の項目をしっかりと理解すれば、就活が少しでもうまくいくはずです。
深呼吸を行い、リラックスした状態で面接を受けましょう。