・「応用研究・技術研究って何なの?」
・「どんな魅力があるの?」
・「どんな人材が必要なの?」
といった疑問にお答えします。
0.目次
1.応用研究の仕事内容
2.応用研究の魅力
3.技術研究の仕事内容
4.技術研究の魅力
5.向いている人材
1.応用研究の仕事内容
応用研究は「基礎研究の成果を踏まえ、具体的な技術や製品へと結びつけていく研究」です!
また、基礎研究の過程で、予定とは異なる仕様の新素材が生まれることも当たり前で、不規則な形で生まれた素材や技術を活用することは可能か検討し、可能であれば製品化に繋げる為に研究を行うのも応用研究の仕事内容に含まれます。
2.応用研究の魅力
応用研究の魅力は「研究が成功した時の喜び、自分の成果が形となって見える、自分が開発に関わった商品が広く世の中で使われる」の3つです!
➀研究が成功した時の喜び
基礎研究にしろ、スケールアップを目指す研究にしろ、研究して直ぐに商品開発に繋がる物は殆どなく、頭を使いながらフルに体を動かし、多くの失敗を乗り越える必要があるだけに、その上で掴んだ成功は計り知れない物でしょう。
また、研究機関等での研究と比較して、多くの部署との連携の上で成り立っている為、喜びを皆で共有することが出来ます。
➁自分の成果が形となって見える
上記の通り、商品開発は決して一筋縄ではなく、非常に苦労をする分、商品に対する思い入れが強く、自分が開発に携わった商品がスーパーやコンビニで陳列されていることに非常に魅力を感じます。
➂自分が開発に関わった商品が広く世の中で使われる
お客様から喜びを頂くと同時に、この仕事では大きな励ましとなります。また、商品の売上が高いことは、それだけ多くの方々に使って頂いていることであり、ヒット商品を生み出した時は非常に達成感が味わえます。
3.技術研究の仕事内容
こちらでは化学について紹介します。
技術研究は「日常生活で使用されているプラスチック製品、合成ゴム製品、合成繊維製品、化粧品、医薬品などの化学製品や食品などの研究に携わること」です!
最近は、環境問題への関心の高まりに対応したり、他社との差別化を行う為、化学会社では、高度な機能、生産性を持つファインケミカル(付加価値の高い化学製品)の研究に重点を置くようになりました。
ファインケミカルはバイオテクノロジーや新素材、エレクトロニクスとも密接な関係があり、化学系研究の活躍の場も更に広がっています。
4.技術研究の魅力
技術研究の魅力は「コストに貢献、世界での活躍、知識を活かせる」の3つです!
➀コストに貢献
技術研究は企業のコスト面に貢献することに大きく影響しており、作り出すモノの価値を高くし過ぎない為にも重要な仕事となり、自社が求めているモノとマッチした時に魅力を感じます。
➁世界での活躍
近年では市場が拡大し、海外への進出を視野に入れている企業も増え、自分自身の技術研究が国内はもちろんのこと、海外での活躍を果たした時には大きな魅力を感じます。
➂知識を活かせる
技術研究は専門的なことが多く、自分自身が学んで来たことを反映しやすい職場でもあります。
5.向いている人
こちらでは応用研究について紹介します。
応用研究に向いている人は「探究心、判断力、精神力」の3つです!
➀探究心のある人
1つ目は、探究心であり、「なぜ?」「どうすればこうなる?」といった疑問を持ち、その答えを得るために粘り強く取り組み、何事についても理由を知りたい、理論を証明したいという気持ちがあることです。
➁判断力のある人
2つ目は、判断力であり、研究を始める為には、まず「これをテーマに研究して結果を出す」というジャッジをする必要があり、予めテーマが決められていることもありますが、その場合でも「これを自説、仮説とする」という決定は自分でしなければなりません。
反対に「この研究は結果が出ないから中止した方が良いかもしれない」という局面でも、やはり大きな判断力が大切であり、こうした判断を強固な意志で行うことです。
➂精神力のある人
3つ目は精神力であり、他の仕事よりも結果が出るのに時間がかかる点であり、1つの研究に数年かかるのが通例で、ときには10年単位の時間を費やすこともあります。
直ちに成果が出なくとも長期的に研究を続けるためには、精神力が必要であり、研究の為なら失敗や挫折も乗り越えられるという気持ちの強さが求められます。
上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。
笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。