・「接客業って何なの？」
・「どんな人が向いてるの？」
・「接客業の志望動機のポイントは何なの？」
といった疑問にお答えします。
0．目次
1.接客業について
2.接客業の仕事内容
3.接客業に向いている人
4.接客業の志望動機のポイント
1.接客業について
接客業とは、「一般的に飲食店やホテルなどでお客様をもてなす仕事」を指します！
販売業・営業もお客様と対する際に接客をすることはよくあり、直接お客様と対する接客業という仕事は、企業の顔でもあります。
接客することでお客様に喜び、満足して頂くことで対価を頂戴して、直接的に接客で対価が生じない場合でも、お客様満足度が低いと企業の評価が下がり、会社に損害を与えることになりかねないという大切な仕事です。
2.接客業の仕事内容
接客業の仕事内容は「飲食店のホールスタッフ、販売スタッフ、ホテル・旅館のフロントスタッフ、テーマパーク・アミューズメント施設のスタッフ、美容師やエステティシャン」の5点です！
➀飲食店のホールスタッフ
飲食店のホールスタッフは、食事の配膳・オーダー・お客様のご案内・会計などが主な業務です。
飲食店は全国的に多く存在しており、求人数自体が多く、店舗により、賄い付きの職場もあり、若年層に人気の職種でもあります。
チームワークを高める為に、他のスタッフとの連携が必要なので、コミュニケーション能力の向上にも繋がります。
➁販売スタッフ
販売スタッフの仕事は、商品提案・商品の品出し・在庫管理・会計などが主な業務です。
勤務先は、百貨店・ショッピング施設・商業施設・アパレルショップ・雑貨店・書店・コスメ販売店・インテリアショップなど、多種多様なお店で販売スタッフが必要です。
➂ホテル・旅館のフロントスタッフ
ホテル・旅館など宿泊施設のフロントスタッフは、チェックイン・チェックアウトの手続き、お客様対応などが主な業務です。
お客様に快適な環境を過ごしやすい為に、礼儀・マナーなどが重んじられる傾向が強いのです。
また、観光地・ビジネス街周辺に立地する宿泊施設では、英語・韓国語・中国語などの外国語を用いた接客にも対応する施設もあり、語学力を活かせられます。
➃テーマパーク・アミューズメント施設のスタッフ
テーマパークやアミューズメント施設のスタッフの主な業務は、お客様の案内・アトラクションの添乗員・施設内のショップ・飲食店での販売・接客などがあります。
その他、ショーを盛り上げるアナウンスの業務などもあるので、お客様と一緒に楽しみながら働けます。
➄美容師やエステティシャン
美容師は、お客様の声を聞きながら、その人に合ったヘアスタイルを提案する為に、コミュニケーション力能力が高い人に向いています。
エステティシャンは、職場によっては、自社で施術の研修などを行っている場合もあり、未経験者でも始めやすい仕事です。
3.接客業に向いている人
接客業に向いている人は「人と関わるのが好きな人、気配りの出来る人、体力のある人、臨機応変に対応出来る人」です！
➀人と関わるのが好きな人
接客業において最も大切なのは、コミュニケーション力と言っても過言ではありません。
自分からお客様に声を掛けて商品提案・サービスを提供する為、積極的に人と関わりたい気持ちが非常に大切です。
➁気配りの出来る人
お客様が求めているもの・お客様が来店しやすい店舗の目指し方など、人の気持ちに寄り添って考えられる人は接客業に向いています。
例えば飲食店の場合、食事の済んだ食器を下げるかどうか、水のおかわりは必要かどうかなどに気を配ることが大切です。
➂体力のある人
接客業は立ち作業が多い為、ある程度の体力が必要になります。
体調不良などで欠勤してしまうと、職場だけでなくお客様に迷惑を掛け、特に販売店や飲食店などでは、接客以外に在庫管理などの裏方の仕事や力仕事をすることもあります。
➃臨機応変に対応出来る人
接客業では、その場で求められるものに対して素早く行動することが大切であり、商品の問い合わせ・突然のクレームに対して、出来る限り素早く答えられるとサービスの質は高くなります。
その為、臨機応変に対応力がある人は、接客業で重宝されます。
4.接客業の志望動機のポイント
接客業の志望動機のポイントは「コミュニケーション能力のアピール、接客業のアピール、商品・サービスの体験しておく」の3点です！
➀コミュニケーション能力のアピール
販売や接客など、直に人と接する仕事では、何と言ってもコミュニケーション能力が非常に重要なポイントであり、人と接する事や人を喜ばせる事が好きなことを明確にアピールしましょう。
例)面接では明るい表情でハキハキと喋る
積極的にサークル活動・イベント・ボランティアなどに参加して、沢山の人と触合う機会を経験しておくと、説得力が生まれますが、それ以上に重要なのが面接です。
履歴書・エントリーシートでどれだけコミュニケーション能力をアピールしても、実際の面接で声が小さく、ボソボソと話したり、表情が暗いと、その志望動機も一気に説得力を失う為、明るい表情・大きな声で、ハキハキと喋りましょう。
もし自分が客の立場ならどんな店員さんに接客して欲しいかを思い浮かべると良いでしょう。
➁接客業のアピール
接客業の経験が特に重要なポイントであり、前職やアルバイト等で接客業の経験があるなら、それをアピールしましょう。
ただ「経験がある」だけではなく、自分がその職場で学んだ事、自分なりに工夫していた事、周囲から評価されていた事などを詳細に話しましょう。
例)些細な点でも経験・喜びを盛り込む
自分が接客業を通じて得た経験や喜びを志望動機の中に盛り込み、仮に仕事として接客の経験がなくても、「学園祭で出店の経験があり、それが非常に楽しかった」などの経験も次々とアピールしましょう。
➂商品・サービスを体験しておく
自分が客としてその企業の商品やサービスを体験して、「以前にサービスを利用した際に、店員さんが非常に丁寧な接客をしてくれたことに感動した」などを、志望動機に加えると効果的です。
例)この会社で働きたい意欲をアピール
実際の自分の体験を交えた上で志望動機を語ると、「この職場で働きたい」気持ちにリアリティが出て、どの企業の面接でも使えるようなありきたりなことを言っても、「どうせ他の会社でも同じことを言うだろうな」と受け止められてしまう為、印象深い志望動機になりません。
数多くある飲食店やホテルは、その1軒1軒が独自性を出そうと日々努力しており、志望する店で働きたいと思った理由が、他の店にも当てはまると面接官に思われた時点で落とされると思いましょう。
自分の体験を交えることで、「この会社で働きたい」意欲をアピールしましょう。
上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。
笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。