・「物流とは何なの？」
・「在庫管理は一体何するの？」
・「志望動機は何を書くべき？」
といった疑問にお答えします。
0.目次
1.物流とは何なの？
2.在庫管理は一体何するの？
3.志望動機は何を書くべき？
1.物流とは何なの？
物流について「4つ」紹介します。
1.主な概要
物流は、商品を扱う一般企業がその商品を消費者へ届ける過程を意味する言葉です。ここでいう過程には、単に商品を運ぶ以外に、荷物の保管や包装といった配達に必要な項目も含まれています。物流の主な機能としてよく言われるのは、「輸送」、「保管」、「荷役」、「包装」、「流通加工」、「物流情報処理」ですが、そのうちの「輸送」、「保管」、「荷役」、「包装」、「流通加工」は物流の5大機能といわれています。
2.商流について
流通を構成するものにはこの「物流」とは別に「商流」と呼ばれるものがあります。商流は、商品の売買などによってモノの所有権が移転することによって、こちらはモノを販売し、その代金を回収することを目的としています。それに対して、物流は商品を販売した後、実際に商品を消費者に渡すまでを目的としたものです。消費者側からすると、商品が届かないと売買をした意味がありません。そのため、消費者の信用を得るためにスムーズな物流を展開することは、商品を販売する側としてはとても大事な要素といえます。
3.物流の目的
物流には、輸送以外に包装や保管などの作業も含まれています。どんなに質の良い商品でも物流が機能しなければ需要者には届きません。例えば製造業の場合、商品を計画通りに生産しても物流がストップすれば消費者に供給出来ない状態になります。また物流が少しでも遅延すると、多くの人や部門に大きな損害をもたらす恐れがあります。その物資を用いて行う予定の活動の中には、少しの遅れが許されない作業が含まれているケースがある為です。生産部門に原材料一つの到着が遅延するだけでも、生産ラインが全く動かない事態に陥ってしまうことがあります。
4.物流の領域別
物流の領域別は「5種類」に分かれます。
1.調達物流は、原材料や部品を自社に運輸する為の物流です。
2.生産物流は、社外は関係なく自社の内部だけで実施される物流です。(社内の部門間で商品を移動する物流も該当する為、社内物流とも呼ばれる)
3.販売物流は、倉庫に保管している商品を小売業者や消費者などに納品する物流です。
4.回収物流は、顧客から返品になった商品や空になった容器など回収する物流です。
5.リサイクル物流は、回収物流とは異なり、自治体がペットボトルや新聞紙を回収する物流です。
2.在庫管理は一体何するの？
在庫管理について「3つ」紹介します。
1.在庫管理の業務内容
在庫管理は、物の流通を支える仕事です。受発注の管理・製品の配送手続き・在庫の数と品質のチェックなどを行います。最近では、SCM(サプライチェーンマネジメント)の考えにより、製品の調達から配送までの一連の情報システムによって管理し業務を改善して
顧客のニーズにより細やかに対応したり、在庫を削減して大幅なコストダウンに繋げるなど、積極的な物流・在庫管理を展開していくパターンが増加しています。
2.在庫管理の特徴
この仕事は、物流と販売を支えることが出来ます。更に、情報システムを駆使して更なる業務の向上に挑戦出来ます。また、未経験でも就業しやすい場合があります。
3.必要なスキル
在庫管理は、配送予定や在庫数を常に意識しながら業務をすすめる能力や情報システムを使いこなすが必要となります。SCMを実施する場合は、製品の調達から配送までの業務について詳しく把握しておくことや物流・在庫管理の業務内容に携わる経験があると良いです。
3.志望動機は何を書くべき？
物流・在庫管理の志望動機について「3つ」紹介します。
1.なぜ物流業界なのかを明記
選考で勝ち抜くためには、なぜ物流業界なのかを明記することが大切です。国内には数多くの業界があり、選択肢は幅広く用意されています。数多くある業界の中でなぜ物流業界を選んだのか、なぜ物流業界でなければならないのか、その理由を伝えていきましょう。
物流業界は分野によって仕事内容は異なりますが、なぜ物流業界を志すのかが伝わります。自身の中で物流業界でなければならない理由を探り、それを志望動機につなげていきましょう。
2.その中でもなぜ該当企業なのかを明記
物流業界を志望する理由を伝えれば、次にその中でもなぜ該当企業を志望するのか、その理由を明記することが大切です。物流業界の中にも多くの分野があり、数多くの企業が存在しています。同じ物流業界でも分野によって業務内容は違いますし、同じ分野でも企業によって特徴や強みなどは違っています。企業を志望した理由を伝えるためには企業研究を欠かすことはできません。該当企業についてしっかりと調べ、企業の強みや特徴を踏まえた上で志望する理由を考え、志望動機に組み込んでいきましょう。
3.自分に何が貢献出来るのかも明記
志望動機ではその業界や企業を志す理由だけではなく、そこで自分に何が貢献できるのかも明記することが重要です。企業で活躍するためには能力が必要であり、それを示すことで好印象を与え、選考を有利に進めることができます。自身の能力を提示し、それが企業でどのように役立つのか、仕事をする上でどのように再現できるのかを具体的に伝えることが重要です。企業にどのように貢献できるのかを具体的に語り、仕事で活躍している姿を採用担当者にイメージさせていきましょう。
上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。
笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。