・「電機メーカーって何なの?」
・「どんな魅力があるの?」
・「今後の将来性はどうなるの?」
といった疑問にお答えします。
0.目次
1.電機メーカーについて
2.電機メーカーの仕事内容
3.電機メーカーの魅力
4.電機メーカー社員の一日のスケジュール
5.電機メーカーの今後の将来性
1.電機メーカーについて
電機メーカーは、「テレビ・冷蔵庫・洗濯機といった私達の暮らしに身近な家電製品を始め、発電機や電池などの重電製品、スマートフォンやパソコンといったコンピュータ製品、或いは電子部品など、あらゆる電機製品の開発・生産・販売を行う」会社です!
2.電機メーカーの仕事内容
こちらでは大手電機メーカーについて紹介します。
大手電機メーカーの仕事内容は「研究職」と「事務職」の2つです!
➀研究職
研究職は、主に理系出身の人が採用され、専門性が求められ、大手電機メーカーであれば必要とされる専門性も多岐に渡りますが、研究職が基礎研究、応用研究と分かれ、設計に関しても電機、機械、ソフトウェアなど細かく分かれています。
➁事務職
事務職は、主に文系出身の人が採用され、事務職も細かく担当が分かれ、知識としての専門性は必要であり、営業を例えに、新規の顧客獲得や、既存顧客への新規提案、更に製品のアフターフォローなど担当は様々であり、組織で働く上でのチームワークは非常に大切であり、自分の専門分野を生かす為の向学心も必要です。
3.電機メーカーの魅力
電機メーカーの魅力は「社会を支えるモノづくりに携われる、世界を舞台に仕事が出来る、幅広い業務に携わるチャンスが得られる」の3つです!
➀社会を支えるモノづくりに携われる
現代社会において、私達の身の回りはあらゆる電気機器で溢れ返り、テレビや冷蔵庫、エアコンなどの家電はもちろん、街中のエレベーターやモニター広告、或いは電車や飛行機などの輸送機まで、電機メーカーがカバーする領域は実に幅広いものとなっています。
電機メーカーで働くことの最大の魅力は、このような生活に身近であり、私たちの暮らしを大きく支えている製品の「ものづくり」に携わることが出来て、それを世の中に送り出していくことが出来る点にあると言え、自社製品を街で見かけた時には大きな誇りを味わえ、社会の役に立っている実感も味わうことが出来ます。
➁世界を舞台に仕事が出来る
「日本のモノづくり」は以前から世界でも高く評価され、大手電機メーカーはグローバル展開に相当な力を入れ、そこで働く社員達も世界を舞台にした仕事をすることが可能であり、海外に事業所を置く企業であれば、海外出張や海外赴任のチャンスも巡り、ダイナミックなビジネスを経験しながら、自分自身の人間性やビジネスパーソンとしてのスキルを高めていくことが出来ます。
自分が関わっている仕事によって、世界にも影響を与えることが出来るのは、電機メーカで働く魅力の一つでしょう。
➂幅広い業務に携わるチャンスが得られる
電機メーカーでは、研究開発、品質保証、生産技術、営業、企画、マーケティング、人事、総務、経理、法務など、多様な職種の社員が活躍しており、新卒採用の場合、多くは「総合職」として技術系あるいは事務系として一括採用され、入社後に本人の適性や希望などを踏まえて配属先が決定します。
しかし、入社後も数年単位で新しい部門へ異動となるケースも少なくなく、一つの業務だけではなく、様々な仕事を通じてキャリアを深め、電機メーカーは多様な部門から成り立っている為、多様な仕事に挑戦するチャンスが得られ、それによって自分の可能性を広げていけることは魅力だと言えるでしょう。
4.電機メーカー社員の一日のスケジュール
こちらでは生産管理部門の社員について紹介します。
8:15 出社
パソコンの電源を入れ、起動するまでデスクの周りの清掃、書類の整理、今日必ずやるべきことを確認して1日が始まります。
8:30 メールの確認・送信
メールボックスの確認・問い合わせなどの返事をして、毎日送信している売上・受注・粗利グラフの集計・作成をします。
9:00 生産手配・進度管理業務
先ず、手配指示を各部署に提出し、「どこに」「どれだけ」「どのような状態で」モノがあるのか、進度状況を確認します。
12:00 昼休み
自分のデスクで昼食を取ったり、外食で同僚と会話しながら昼食を取ります。
12:50 入力業務
午前中に確認したデータをシステムに入力して、データを元に客先納期に間に合うよう、車内で相互調整をします。
15:00 在庫管理・出荷指示管理業務
在庫を始めとした様々なデータを入力して、出荷指示を各部署・工程に提出します。
16:00 集計
携帯端末を各工程から受け取り、一日の実績を集計して、システムのバックアップをします。
17:00 退社
業務日報を記録して、明日の仕事の準備を終えたら一日の作業終了です。
5.電機メーカーの今後の将来性
電機メーカーの今後の将来性は「モノづくりの技術を生かしたグローバル展開を強化させる動きを見せている」ことです!
よく言われる通り、日本のモノづくりの技術は世界で高く評価され、最先端技術を使った開発に関して世界をリードしていると面は確実でありますが、かつて国内の電機メーカーが大きな成長を後押ししていた白物家電については価格競争が大変厳しく、それが電機メーカーの経営を圧迫する要因ともなり、中国などアジアの家電メーカーへ事業を売却する動きが急速しています。
電機メーカーと言えば家電のイメージを強く持たれることが多いですが、総合電機メーカーは、エネルギー技術・制御技術・IT技術・ネットワーク技術など多様な技術を連携させながら、独自の提案で優位性を発揮しようと努力しています。
上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。
笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。