面接で押さえておきたい基礎とテクニック

いきなりですが、最近は履歴書不要を謳う求人も増えてきています。

それでも、なくならないのが面接です。

たとえ面接という形をとっていなくても、企業はあなたをどんな人物か知ろうとします。

つまり実質的には面接です。

・面接の電話をかける時について。

・面接の服装、それで大丈夫?

・面接本番で好印象を得るための裏技!

・面接の電話をかける時について。

前準備はしっかりと、面接の予約の時からあなたは試されています。

さて、面接を受けよう。

たとえは求人情報を見て電話をかけるとしましょう、その前に、メモと筆記用具、カレンダーは手元にありますか?

なかったら準備しておきましょう。

メモをしっかりと取り、カレンダーは面接の日付を確認したり記入したりとこの三つは重要です。

それから、正しい敬語を使いなさいと、学校などでの面接の練習などでは言われますが、いざ正しい敬語を使おうと思うと緊張してしまいますよね。

正直、自分が正しく敬語が使えているか不安だという人も少なくはないでしょう。

そんな人にちょっとしたコツで言葉遣いが丁寧に感じられる良い方法があります。

それは、「です・ます調」です。

文章体系的には、これは「敬体」とよばれ、一番簡単な敬語の一種とされています。

敬語が不安でもです・ます調は出来る様になっておきましょう、これだけでもあなたの言葉遣いを丁寧に感じさせることができます。

後は声のトーンと大きさです。

せっかく丁寧な言葉遣いができても自信のないぼそぼそとした小さな声では台無しです。

少なくとも、きちんとした言葉づかいで、ハキハキとしゃべる方がより好感が持てるでしょう。

電話をかけるのは、相手の都合も大事です。

忙しいであろう時間帯は避け、必ず「ただいまお時間よろしいでしょうか?」と聞くことも大事です。

良ければそのまま、面接の予約を入れてしまいましょう。

相手方が忙しいようであれば、いつなら時間が空いているかを聞きその時間にまたかけ直しましょう。

面接の服装、それで大丈夫?服は自分の一番の紹介状です。

さて、面接の予約が取れましたね。

持ち物チェックも大事ですが、着ていく服は大丈夫ですか?

自分のとっておきのおしゃれ服で気分を上げて行こうと思う人は意外といますが、まさかダメージデニムによれたTシャツ、だなんて人はいませんよね。

とっておきの服で挑みたいという気持ちはわかりますが、面接会場はあなたのファッションショー会場ではないのです。

では、どんな服装が望ましいか。

社風などもありますが、男女共通して言えるのはきちんとアイロンのかかった清潔な白シャツです。

(Tシャツじゃないですよ。ワイシャツや過度な装飾のないブラウスの事ですよ!)

さて、パンツスーツを着用される方に質問です。

パンツはキチンとセンタープレスがついていますか?

実はパンツスーツはセンタープレスのラインがあるだけでよりきちっとした印象が出ます。

試しに、下の図を見てみてください。

 センタープレスが入っている方がしっかりとした印象に見えませんか?

 これは、スタイルアップのテクニックとしても使われますが、実は仕事ができそうな印象を相手に与えるという意味もあるのです

最後に、靴は磨いてありますか?

よく「足元を見る」という言葉を耳にしますね。

意外と足元は重要で、どんなに高級なしっかりした清潔なスーツを纏っていても靴が汚れや擦り切れだらけでは一気に台無しになります。

逆に吊るしのスーツであっても清潔感があり手入れされた靴を履いていればしっかりとした土台の完成です。

清潔感を出す4つのポイント。

  1. ちゃんと洗濯してあること。
  2. しわくちゃでなくピシッとアイロンがかけてあること。
  3. 強いにおいがしないこと。(香水も注意!)
  4. そして、足元まで気を抜かないこと。

きちんと手入れされた姿なら、それは「私はきちんとした人間です」という相手に安心感を与える最良の紹介状になるでしょう。

そして、きちんとした格好で面接に臨む事はあなたの自信にもつながります。

面接本番で好印象を得るための裏技!いざ面接へ!

ここで重要な話をしましょう。

面接の残念であり肝となる部分についてです。

それはつまり「第一印象」です!

人の第一印象はほぼ3秒で決まります。そして、それを変えるには3年はかかるといわれています。

面接に3年も時間はありません。

最初の3秒で、好印象を相手に与えましょう。

そして、初対面の人間が相手を判断するのは、ほぼ「視覚」と「聴覚」です。

さらにそれは、人の印象の9割を占めます。

(気になる人はメラビアンの法則で調べてみましょう)

前項で、服はあなたの一番の紹介状であるといいましたね?

それは、視覚情報だけであなたの第一印象の半分以上が決まってしまうというところから由来しているのです。

どうぞ、といわれて椅子に掛けました。

さて、あなたの目線はどこでしょう?

面接官の目を見て話しましょう。とよく言いますね。

(苦手であれば、鼻、もしくはネクタイを見ましょうとも言われていますが基本は顔の近くです。)

その時、面接官はどこを見るかというと、あなたの目を観察しています。

どんよりとした眠たそうな眼をしていると「やる気がなさそう」と判断されてしまうこともあります。

逆に、きらきらとした澄んだ目をしていれば「元気があって良い目をしている」と思われるでしょう。

そんな、キラキラとしたいい目を手に入れる隠しアイテムがあります。

それは、「目薬」です!

少し清涼感のあるものを選ぶと、頭もすっきりして気合も入るでしょう。

目薬を差しただけで意志のあるキラキラとした目と、すっきりとした思考を手に入れられるならこれは試さない手はありませんね。

(さらに言うと筆者の知人男性は目薬だけでは足りないなと感じ、化粧品売り場のメイクアドバイザーさんにコンシーラーでクマを消して軽くチークも入れてもらったそうです。結果、成功を収めることができました。)

ハッタリを使うなんて気が引ける、などと言っている場合ではありません。

筆者から言わせてみれば、ハッタリも努力です!

そして、努力でどうにかできることであれば、努力しない事はその物事をあきらめるのと同じです。

さて、面接のときあなたはどんな答えを返そうかと「話すこと」にばかり意識が向いていませんか?

 ちゃんと面接官の話を「聞いて」いますか?

採用試験の場とはいえ、面接は人と人とのコミュニケーションです。

どんなに素晴らしい回答をしたとしても、コミュニケーション的に破綻しては意味がないです。

逆に、きちんと話を聞き、うまく相手の意図をくみ取ってコミュニケーションをとることができれば、面接は上手くいくでしょう。

 「ありがとうございます」といい、退室するときにドアの前で「失礼します」と言って一礼して終わり、と思ったら「間違い」です。

 家に帰るまでが面接です。とまでは言いませんが最低でも、建物を出るまでが面接です。

まっすぐ寄り道せず帰りましょう。

最後に、筆者からできるアドバイスとしては、執着しすぎないこととあきらめない心を持つことです。

根性と体力が試されていると思って乗り切りましょう。

ハードルを越えたら、あとは走るのみです。

あなたの未来を少しでも応援出来たら幸いです。