ソフトウェア・インフラの選考を受ける人はこれを見よう!

・「ソフトウェアとインフラって何なの?」
・「ソフトウェアとインフラの
  一日のスケジュールは?」
・「志望動機は何を書くべき?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.ソフトウェア・インフラについて
2.ソフトウェアの仕事内容
3.インフラの種類
4.ソフトウェア・インフラの一日のスケジュール
5.志望動機の書き方

1.ソフトウェア・インフラについて

ソフトウェア・インフラについてそれぞれ紹介します。

➀ソフトウェア

ソフトウェアとは、「コンピュータ上の様々な処理を実際に行っているプログラムで、パソコンやスマートフォンなどを動かす基本のソフトである「OS(Operating Systemの略であるオペレーティングシステム)」と、特定の作業を行うために使用される「アプリケーションソフト」です!

➁インフラ

インフラとは、「インフラストラクチャーの略で、社会資本や社会基盤と訳され、社会に必ず必要なものであり、国民の生活、経済活動に必須の公共施設であり、インフラ企業とはその管理運営を行う」ことです!

2.ソフトウェアの仕事内容

ソフトウェアの主な仕事内容は「SE(システムエンジニア)、PG(プログラマー)、営業」の3つです。

➀SE(システムエンジニア)

SE(システムエンジニア)はシステムの設計や開発における監督のような役割で、顧客との打ち合わせによって顧客のニーズを把握し、それを解決する為のシステムを設計、仕様書と呼ばれる設計書の作成、また時には顧客先でのシステム設計や開発、テストを行うこともあり、企業によっては金融機関などの大規模で重要なシステムの保守管理などもSE(システムエンジニア)の仕事です。

➁PG(プログラマー)

プログラマーはプログラミング言語を駆使して、サービスやアプリケーションを開発していくことが主な仕事で、積み上げた経験や知識を活用し、高い技術力を駆使してサイトやサービスの製作を行い、基本的にはシステムエンジニアの作成した仕様書に従ってプログラムを作成していくことが多いでしょう。

➂営業

ソフトウェア業界における営業は、自社のサービスやソフトウェアを、企業やソフトウェア販売店に売り込み、顧客企業のニーズを引き出し、システムの導入を提案して、営業はもちろん自社製品やサービスを販売する営業能力が必要となり、それだけではなく、自社製品の導入の提案や導入後のサポートなどが行えるための技術的な知識も必要です。

3.インフラの種類

インフラの主な種類は「エネルギー業界、高速道路会社、通信業界」の3つです。

➀エネルギー業界

エネルギー業界はインフラ業界に含まれ、就活をしていて真っ先に思い浮かぶインフラ企業は、 電力やガスのエネルギー業界であり、紛れもなく社会の発展に欠かせない業界です。

➁高速道路会社

高速道路もインフラ業界の一つであり、NEXCO各社も以前は「日本道路公団」という国営企業だったのですが、 今では分社化かつ民営化されました。

高速道路は建設に莫大な資金が必要ですが、 主な路線は国営時代に建設済みで、鉄道と同じく新規参入は困難を極め、おそらく今後もないでしょう。

➂通信業界

電波や電話回線は限りがあり少ない資源を数社で寡占している業界です。

固定電話の人気が落ちても、インターネット回線で稼ぐことが出来て、限りのある資源を独占的に使える企業は安定しています。

4.ソフトウェア・インフラの一日のスケジュール

ソフトウェアとインフラの一日のスケジュールについてそれぞれ紹介します。

➀ソフトウェアの一日のスケジュール

ここでは、SE(システムエンジニア)について紹介します。

09:00 出社、朝礼

会社によっては遅めの出社になることもあります。

10:00 打ち合わせ

業界進捗の報告を受けます。

12:00 昼休み

社員同士仲良く昼食を取り、楽しく会話します。

13:00 打ち合わせ

各担当者と個別に、午後の業務進捗を確認します。

15:00 自身の担当プログラムを作成します。

17:00 本日の進捗を上司に報告します。

17:30 やり残した仕事を片付けます。

19:00 退社

仕事の状況によって、残業が長くなることもあります。

➁インフラの一日のスケジュール

こちらではインフラエンジニアについて紹介します。

9:00 出社

10:00 クライアントの企業に伺い、要望をヒアリングします。

12:00 途中で昼食を挟みながら帰社します。

13:00 納期や予算を考慮した上でブランドを練ります。

19:00 作業を終了し、退社します。

5.志望動機の書き方

➀ソフトウェアの場合

➊興味がある分野を特定する

「私はシステム開発を通じて企業の業務効率化を支援することに興味があります。理由は、AIやIoTという新たなトレンドの出現によって、システムの刷新・改革需要が生まれ始めているからです。ICTの中でも、企業の業務効率に係わる市場が、もっとも将来性や発展性があると感じています。」

➋志望会社の中で、一番所属したいものを取り上げる

「貴社のプロジェクトの中では、Aプロジェクトに特に魅力を感じています。理由は、〇〇といった展望が見込めると、説明会でお聞きしたからです」

この部分は、会社説明会や社員訪問を通じて知り得た情報を引用すると良いです。

➌自分の強みのアピール

「大学で学んだプログラミング知識やスキルを活かし、貴社の目指す「〇〇」という理念の実現に力を尽くしたいと考えております。よろしくお願いいたします」

ここでは、スキルや知識といった自分の強みのアピールを行い、必ずしも大学で専門的に学んでいるものでなくても構いません。

アルバイトや趣味を通して得た知識、粘り強さ等の長所など、4-2で取り上げたAプロジェクト(=入社できたならば一番所属したいプロジェクトや部署)の概要や職務内容と繋がりがあるものを選びましょう。

➁インフラの場合

➊なぜインフラ業界を志望するのか

1つ目は、インフラ業界を志望する理由を明確に提示し、就活生にとって、志望できる業界は他にも沢山ありますが、その中でなぜインフラ業界を選んだのかということは、必ず聞かれます。

安定を求めて志望する人もいますが、それだけでは熱意が伝わらないので、「絶対にインフラ業界で働きたい!」という想いを、なるべく実体験を交えたうえで示すようにしてください。

➋その中でもなぜその企業を志望するのか

2つ目は、インフラ業界に携わる企業がたくさんある中で、なぜあなたがその企業を志望するのかをしっかりと伝え、先の項目でもお伝えしましたが、インフラ業界は非常に競争率が激しい業界である為、ただ安定している企業で働きたいといった理由でその企業に応募しても、残念ながら採用担当者に響くことはありません。

その為には、志望する企業の経営理念を確認する必要があり、あなたの将来の夢と希望する企業の経営理念が同じ、または通ずるものがあれば、志望動機として非常に説得力があります。それと同時に、あなた自身が自分の言葉で志望動機を伝えることが出来るので、自然と熱意や説得力も増すことになります。

➌入社後にやりたいことは何か

3つ目は、その企業に入社できた場合にどう貢献できるかを説明して、あなたが企業にどのように貢献出来る人物なのかを、採用担当者は判断しようとしています。電気やガスの小売り自由化に代表されるように、安定している訳ではなくなってきた昨今のインフラ業界では、どの企業も今までと同じではなく、生き残る努力が必要になります。

新卒なので原則的に即戦力とはいきませんが、中長期的に見て3年後・5年後などにキーパーソンとして働ける人材を企業は求め、そのような人材に成り得るという期待を企業に持ってもらえるよう、大学までの経験の中から、会社に貢献できる根拠を述べてください。

上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。

笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。