調査研究(マーケティング)の選考を受ける人はこれを見よう!

・「調査研究(マーケティング)って何なの?」
・「調査研究(マーケティング)の
 メリット・やりがいは?」
・「志望動機は何を書くべき?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.調査研究(マーケティング)って何なの?
2.調査研究(マーケティング)のメリット・やりがいは?
3.志望動機は何を書くべき?

1.調査研究(マーケティング)って何なの?

調査研究(マーケティング)について「3つ」説明します。

①主な概要
調査研究(マーケティング)は、市場動向を調査して製品・サービスの販売戦略策定や新商品開発に結び付けていく仕事です。
消費者への聞き取り調査やモニターのアンケート、店頭での売れ行き動向の調査などからデータを収集し、それに基づき、新技術や経済の動向も含めた、幅広い視点からの調査・検討を行い、調査報告書を作成します。
商品自体(セールスポイントや価格)についてだけではなく、広告や販売の戦略、流通経路など、総合的な分析を手掛けます。

②1日のスケジュール
調査研究(マーケティング)の1日のスケジュールは以下の通りです。

9:00 出社
メールを確認して、同じチームに所属するメンバーや自分の今日のスケジュールを改めて確認します。

10:00 情報収集
業界や競合他社などについてインターネット或いは関係者などから情報収集をします。

12:00 昼食
他部門の社員と情報交換も兼ねて、一緒に昼食を取ることも少なくありません。

13:00 チーム内打ち合わせ
各チームのメンバーの担当案件の進捗状況などを確認、情報を共有します。

14:00 広告代理店と販促物の商談
販促物が扱っている商品のターゲットの特性に合っているか、予算で賄えるかなどを確認しながら商談をします。

15:00 開発部門と新商品の試作品確認
開発部門から上がってきた試作品が商品のコンセプトに合っているか確認し、改善点などを提案します。

17:00 情報分析・資料作成
消費者アンケートなどで集めたデータを集計し、結果を分析、資料としてまとめ関係部門に提出します。

19:00 退社
急いで仕上げる資料がある時などは、残業をして対応します。

③調査研究(マーケティング)に求めるスキル
調査研究(マーケティング)は、マーケティングや統計学を深く学ぶことを推奨します。
また、理論面も大切だが、社会や経済の動向に広く目を向ける好奇心・バランス感覚、更に地道にコツコツと情報収集を行う忍耐力も必要です。
最近はインターネットを利用したマーケティングが主流となっている為にウェブの知識は必須です。更に、調査結果のデータを集計したり加工することが多いので、ビジネスでは定番となる「ワード」「エクセル」「パワーポイント」と言ったソフトを使いこなすパソコンスキルも必須です。

2.調査研究(マーケティング)のメリット・やりがいは?

調査研究(マーケティング)のメリット・やりがいについて「4つ」紹介します。

①社会のトレンドが見える
調査研究(マーケティング)では、消費者アンケートや市場調査、メディアから流れてくるニュース、日々の生活の中で気づいたこと、社会の傾向について仮説を立て何度も検証し、「人々は何が欲しいのか」を掴んでいきます。
一連の作業は手間がかかり忍耐が必要ですが、人の本音や世の中の「今」を発見する面白さがあります。

②ゼロから物を作るだすやりがい
企業によって、マーケティング部門は新商品やサービスの開発やイベント開催などに深く関わります。
商品開発などの場合、何もないところから出発し商品というカタチに辿り着くまでに、多大な時間や経費、努力が必須です。越えるべきハードルは多く、重圧も中途半端なものではありません。着想から発売までに数年かかったり、何千もの試作品を作ったりすることも少なくありません。
だからこそ、苦難の末に、自らが関わった商品が誕生し、店頭に並んでいるのを見た時には、感無量で大きな達成感が味わえます。

③世間からの反響
商品誕生で得た喜びは、社会から高い評価が加わることにより、一層大きなモノになります。商品売り場が客で賑わい、商品が売れていくのを目の当たりにしたり、消費者による商品ランキングの上位に入ったり、各種のメディアなどで客から「いいね!」の声が集まったりすると、段々と「この仕事をして良かった」と感じられます。

④仲間との一体感
多くの場合、マーケティングは部門の枠を超え、様々な立場の人達と協力して行う仕事です。
商品開発を例に挙げると、試行錯誤しながら企画・開発部門と新商品を生み出したり、営業部門と共に商品をいくらで、どのような流通ルートに乗せて売るかを決めたり、全国の商品取扱店を訪ね、販売スタッフに商品の特徴を説明したりします。

3.志望動機は何を書くべき?

志望動機の書き方について「3つ」紹介します。

①「なぜその会社なのか」という理由を明確に書くことで、採用する側としては良いポイントとなります。マーケティングに関する経験は薄いけれども、興味がある点や、自分の強みを活かして頑張る意向を書きましょう。

②「大学時代の経験」の一つに、以前に企業経営に携わっていて、多くの企業とも協力したとなると採用する側のポイントも高くなります。そして、「自分の長所」と「将来のビジョン」も明確に書きましょう。

③志望動機の段階で「〇〇というような事業が良い」などの詳しいことを書く必要はありません。しかし、現状の企業のことを考えてくれていると思わせる内容は非常にポイントが高いです。

上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。

笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。