セールスエンジニアの選考を受ける人はこれを見よう!

・「セールスエンジニアってそもそも何?」
・「年収はいくらくらいなの?」
・「どんな仕事をしているの?」
・「どういう人が向いているのかな?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.セールスエンジニアってそもそも何?
2.年収はいくらくらい?
3.どんな仕事をしているの?
4.仕事のやりがいは?
5.セールスエンジニアはどういう人が向いてるの?

1.セールスエンジニアってそもそも何?

セールスエンジニアとは、「機械関連のメーカーやIT企業などに勤務する、技術的な知識を備えた営業職のこと」です!

顧客に対し、自社製品の説明や技術的な質疑応答、仕様打ち合わせなどを行ったり、社内の製造現場と得意先の橋渡し役となって立ち回ったりします。

技術的な知識とコミュニケーションスキルの両方が求められることから、各企業において、一般的な営業職よりは給与水準がやや高めとなっています。

さまざまな業界の企業で新しい技術を用いた製品開発が進められるなか、常に最先端の技術を理解し、得意先のニーズをくみ取って顧客と信頼関係を築ける専門性の高いセールスエンジニアは、どの企業においても必要とされる存在であり続けます。

2.年収はいくらくらい?

セールスエンジニアの平均年収はズバリ!「約660万円」です!

他の職種と比較して平均年収は高いものの、専門的な知識やスキルが必要とされる他、販売から導入後の研修、トラブル対応など、セールスエンジニアが携わる業務内容は幅広く、技術志向か顧客志向かによってもその後のキャリアパスは変化します。

3.どんな仕事をしているの?

セールスエンジニアの仕事内容はズバリ!「営業職と技術職を併せ持ち、客先に製品の導入を図ること」です!

具体的には、クライアントの技術部門の担当者にヒアリングし、製品の説明と技術的な質疑応答・仕様打ち合わせを行い、注文を受注します。

また、社内工場と客先の間に立って仕様・納期工程を詰める調整もあります。

さらに、客先の仕様変更の要望に対し、社内の製造担当者を説得することも仕事の一つです。

同じくサービスエンジニアもクライアントに出向きますが、サービスエンジニアが実際に製品の修理などエンジニア業に携わるのに対し、セールスエンジニアはあくまで上記のような営業的な業務を担います。

セールスエンジニアが扱う製品は、企業に納めるシステム機器・機械設備・ソフトウェアを含むITシステムなど多岐に渡ります。

海外展開するメーカーも少なくない昨今では、海外客先との調整・説明が必要となってくる場合もあります。

4.仕事のやりがいは?

セールスエンジニアのやりがいは、「専門性の高い仕事ができること、クライアントやユーザーの顔が見えること、クライアントや社内の厚い信頼が得られること」の3つです。

それぞれについて説明していきます。

①専門性の高い仕事ができること

セールスエンジニアのやりがいのひとつは、「技術」と「営業」という2つの要素について強みを持ちながら仕事をしていけることです。

この仕事では、技術についてわかりやすく説明できる力が求められるため大変なところもありますが、まさに営業職とエンジニア職の一人二役的な立場を担うことができ、やりがいはかなり大きなものとなります。

一般的な営業よりも専門性がある分、高く評価されやすく、スキルがより良い給料や待遇にもつながっていくこともあります。

②クライアントやユーザーの顔が見えること

セールスエンジニアは、エンジニア出身の人が多いとされています。

通常のエンジニアというと、ものづくりのプロフェッショナルとして活躍できますが、製品やサービスを使うユーザーやクライアントと直に顔を合わせる機会はさほど多くありません。

しかし、セールスエンジニアの場合、クライアントと直接やりとりを行い、現場へ足を運ぶ機会も多いため、よりクライアントに近い目線で仕事をすることができます。

そのなかではクライアントのニーズや要望を直接ヒアリングすることができますし、相手の希望に沿った提案をすれば「ありがとう」と声をかけてもらえるため、さまざまな反応をダイレクトに感じられるのもセールスエンジニアの仕事の魅力だといえるでしょう。

③クライアントや社内の厚い信頼が得られること

セールスエンジニアは高度な専門性が要求される仕事であり、能力の高い人はクライアントの信頼を集め、さらに社内でも必要不可欠な存在として活躍できます。

セールスエンジニアは、ただ単に製品・サービスの説明や提案をするばかりではなく、アフターフォローやメンテナンスなどでクライアントと継続的な接点を持ちます。

そのため、コツコツと信頼関係を築き上げやすいというメリットがあります。

また、ときには社内の設計や研究開発担当者と連携して、クライアントの要望に合わせた製品やサービスを作り出すこともあります。

クライアントと社内の間に立って、より良い形でビジネスが進むように調整役を務めるという重要な役割を担うことができます。

5.セールスエンジニアはどういう人が向いてるの?

セールスエンジニアに向いている人は、「幅広い視野を持てる人、好奇心旺盛な人」です。

それぞれについて説明していきます。

①幅広い視野を持てる人

セールスエンジニアは、社内の関連部署との調整役を務めることもしばしばあります。

クライアントから「こういうものを作ってほしい」といった要望を受け、開発部隊や工場などにその内容を正しく伝え、クライアントの期待に応えるために走り回るような立ち位置となります。

逆に、社内の製造や開発部門からの声を、わかりやすくクライアントに伝えていくようなことも重要な仕事の一部です。

一点集中ではなく、つねに幅広い視野を持って、さまざまな人と関わっていくことが大事です。

②好奇心旺盛な人

企業がセールスエンジニアとして求めている人材は、つねに新しい技術に興味を示し、将来の技術動向を考えることができる人です。

製造・IT・機械などの技術や知識を身につけるためにも、何にでも興味心旺盛な人は、セールスエンジニアに向いているといえます。

とくに技術は日々進歩しているため、新しい情報を貪欲に吸収することが大事です。

また、マニュアルなどを読みこなす力や、わからないことを自ら調べる姿勢を持っている人もこの仕事に向いています。

上記の項目をしっかりと理解すれば、就活が少しでもうまくいくはずです。

深呼吸を行い、リラックスした状態で面接を受けましょう。