保育士に興味がある人はこれを見よう!

・「保育士って何なの?」
・「どんな魅力があるの?」
・「どんな人が向いているの?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.保育士について
2.保育士の仕事内容
3.保育士の魅力
4.向いている人

1.保育士について

保育士は「子供の保育」と「保護者に対して保育に関する指導」を行うことが出来る国家資格です!

最も一般的な保育士の仕事は、就労・療養などの事情で保育を行えない保護者に代わり、保育施設(いわゆる保育園)で、0〜6才(就学前)までの乳幼児の保育を行います。

2.保育士の仕事内容

保育士の仕事内容は「身の回りのお世話と子供の手助けをする、基本的生活習慣を教える」の2つです!

➀身の回りのお世話と子供の手助けをする

保育士は、保育所・児童福祉施設で、主に、0〜6歳までの子供を預かり、保護者に代わってお世話をする仕事です。

大学・短大・専門学校の保育士養成課程で所定の課程を修了するか、保育士試験に合格し、保育士の資格(国家資格)を取得した人のみ保育士として働けます。

保育士の代表的な就職先は、保育園を始めとする保育施設であり、そこでは、食事や着替えなど、日常生活で必要となる身の回りのお世話に加え、健康状態を確認したり、一緒に遊んだり会話をしながら考える力や感性を育てます。

➁基本的生活習慣を教える

保育士にとって最も大事な業務は、子供の安全管理をすることです。

保育士は保護者に代わって子どもの世話をする為、子供がすくすく成長していく為に、正しく援助をして、心身の発達を促して、基本的生活習慣を身に付けられるように努めます。

基本的生活習慣とは、食事や排泄・着替えなど、日常生活をする上で行うことを指し、保育園の中には生後2~3ヵ月から乳児を預かるところもあり、夜間保育を行っている保育園も最近増えており、夜間保育園では入浴をさせたり、夕食を食べさせることもあります。

この他、例えば障害を持つ子供を預かる施設では、一人ひとりの障害の度合いに合うお世話をする必要があるなど、更に具体的な業務の内容は勤務先・活躍の場によって変化していきます。

3.保育士の魅力

保育士の魅力は「子供の成長が感じられる、協力して行事・イベントを盛り上げる、子供から必要とされる」の3つです!

➀子供の成長が感じられる

保育士として最も魅力を感じるのが、日々子供の成長を感じられます。

「それまで駄目だった食べ物をきちんと食べるようになった時」「運動が苦手な子が運動会で一生懸命走っているのを見た時」「おとなしかった子が、お友達に積極的に声を掛けている時」など、今まで出来なかったことが出来るようになった喜びは、言葉に表せないくらい嬉しいものでしょう。

いつも子供と触れ合っていく保育士だからこそ、子どもの成長を日々見つけることが出来て、子供が大好きな人にとって、これは大きな魅力になります。

➁協力して行事・イベントを盛り上げる

保育園では、運動会や発表会の他、毎月のように行事・イベントごとが行われます。

そこでは保育士達は協力して、イベントを盛り上げる為に準備に明け暮れ、結果的に、当日プログラム通りに上手く進行することが出来た時、子供達を大喜びさせることが出来た時は、「やった!」という気持ちになり、それまでの苦労が吹き飛びます。

また、そんなときは保護者の方からも感謝の言葉を頂くことが出来て、「先生、今回のクリスマス会は本当に良くて感動しました」とか「うちの子があんなに張り切っているの見たことなかったです」のような言葉を頂けると、嬉しさ・喜びは数段とアップします。

➂子供から必要とされる

子供が自分を必要としてくれたり、「ありがとう」と言われた時も、保育士をして良かった思える瞬間です。

年少くらいだと、まだ出来ないことも多々ありますが、5・6歳頃になると、なんでも一人ですることが出来ます。

そんな子供達が「先生、これどうするの?」などと聞きに来て、説明し、納得すると、「先生ありがとう」ときちんとお礼を言ってくれて、子供の素直さに触れ、自分も心が表れたり救われる気持ちになるでしょう。

4.向いている人

保育士に向いている人は「体力に自信がある人、前向きでメンタルが強い人、ポジティブ思考・感動体質の人、第一に子供が大好きな人」です!

➀体力に自信がある人

保育士の仕事は、体力が有り余っている子供達が怪我をしない為に神経を使って見守りつつ、一緒に走り回ることが必要です。

子供一人を育てるさえ大変なのに、保育士の場合子ども10数人を1人(或いは2人)で見ていますので、相当な体力が必要となります。

その上、保育士は力仕事が多いのが実際のところであり、多少男性保育士も増えてきましたが、基本的には女性社会の保育園ですから、「力仕事は誰かが任せてくれる」なんて甘い考え許されない為、「体力に自信がある」というのは、保育士にとって強みとなるでしょう。

➁前向きでメンタルが強い人

保育士から見ればどんな子も可愛いですが、泣き叫んだり、意地を張る子供を相手となると、次第に疲れが溜まります。

加えて、保育士は女性社会の中で働くわけですから、職場の人間関係が劣悪な場合が他の職業より多く、その上保護者対応でも神経を使い(所謂モンスターペアレント)、その対応に多くの労力を割かれる事態もあります。

このようなことが保育士という職業には多いので、ネガティブで落ち込みやすい人は、保育士を続けていくことが非常に厳しいでしょう。

➂ポジティブ思考・感動体質の人

人間関係や保護者とのトラブルなど、保育士の仕事に悩みは付き物であり、ネガティブ思考の方は少々、考え方を改善しなければなりません。

計画通り行かないことも多々あり、ポジティブに考え、臨機応変に対応出来れば、保育士の仕事を続けられます。

また、子供達は日々成長しており、だからこそ、それを見守る保育士は子どもたちの心の動きに敏感でなければなりません。

大人が見落としがちな季節の変化、小さいことにも感動出来る感情の豊かさを持っている人は、日々の保育を更に楽しむことが出来るでしょう。

➃第一に子供が大好きな人

そもそも子供が苦手な人が保育士を目指すことは基本考えられないですが、子供のことが心から大好きと言える人でないと、保育士を続けていくのは難しいと思います。

基本的に保育士の仕事はメンタル面・フィジカル面共に非常にきついですので、どんなに仕事が辛くても、「子供の笑顔を見れば元気になれる!」というくらいの方が、保育士に向いているんじゃないでしょうか?

ですが、ただ子供が好きだけではなく、厳しく叱ったりすることで自立を促しながらも、子供達の成長を見ることに喜びを感じられたら、保育士の仕事にやりがいを感じ続けることが出来るでしょう。

上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。

笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。