医薬情報担当者に興味がある人はこれを見よう!

・「医薬情報担当者って何なの?」
・「どんな魅力があるの?」
・「どうやって目指すの?」
・「どんな人が向いているの?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.医薬情報担当者について
2.医薬情報担当者の仕事内容
3.医薬情報担当者の魅力
4.医薬情報担当者の目指し方
5.向いている人

1.医薬情報担当者について

医薬情報担当者は「主に製薬会社に所属し、自社製品を通して医療現場と製薬メーカーを繋ぐ仕事」です!

医薬情報担当者は他の業界の営業活動と異なり、原則的には、自社製品の販売促進行為を行いません。

患者の命を左右する医薬品を扱う仕事である為、高い倫理観を持って、正確な情報の提供と収集を行う仕事でもあります。

2.医薬情報担当者の仕事内容

医薬情報担当者の仕事内容は「医薬品情報の提供、医薬品情報の収集」の2つです!

➀医薬品情報の提供

医薬情報担当者は医薬品の基礎情報(効能・用法・用量)や相互作用・使用上の注意点などが記載された「添付文書」に関する情報提供を行います。添付文書の内容に改訂があった際には直ぐに最新の情報を提供しなければなりません。

➁医薬品情報の収集

医薬情報担当者は医薬品情報を提供のみならず、医療機関から医薬品の有効性(効き目や効果的な使い方)・安全性(副作用など)に関するフィードバックを受けます。

得られた情報は、自社の製品開発に活かしたり、副作用などが出た際には、厚生労働省へ報告を行います。

3.医薬情報担当者の魅力

医薬情報担当者の魅力は「人の命に関わる重要な仕事に携われる、専門性に見合う待遇が保証されている」の2つです!

➀人の命に関わる重要な仕事に携われる

医薬情報担当者の仕事は、医師や薬剤師のように、直接患者さんと接する仕事ではありませんが、医薬情報担当者の的確なアプローチや導入された医薬品によって、体調や病状を改善出来たという人は多くいて、医薬情報担当者が存在しなければ救われなかった命も少なくありません。

そのような人生のかけがえない役割を担うことが出来るのは、医薬情報担当者のやりがい・魅力だと言えます。

➁専門性に見合う待遇が保証されている

医薬情報担当者は、前述の通りら平均して高い年収がありらキャリアアップも望みやすく、安定した働きを実現しやすいとも言えるでしょう。

また、福利厚生も充実している為、ライフプランも組みやすく、将来を見据えた人生設計を進めやすいというメリットもあります。

更に、専門性が高い仕事である分、前述の通り、業務面における苦労もありますが、それをサポートできる待遇が揃っている勤務先が多いのは、医薬情報担当者の魅力だと言えるでしょう。

4.医薬情報担当者の目指し方

医薬情報担当者の目指し方は、製薬会社に勤務し、MRとして配属されると医薬品情報担当者になることが出来ます。

また、派遣会社に登録し、医薬情報担当者として製薬企業に採用される方法もあります。

学歴としては、四大卒以上の学歴を求められることが多いようです。

5,向いている人

医薬情報担当者に向いている人は「営業に必要なコミュニケーション能力がある人、医療の世界に関心がある人」です!

➀営業に必要なコミュニケーション能力がある人

MRの仕事の1つに営業活動があり、これは自社の医薬品を売り込みだと思ってください。

数ある医薬品の中から自社の医薬品を購入して貰うには、購入者である医師・医療関係者が求めているものを把握するというコミュニケーション能力が必要です。

話が上手だからと言って医薬品を購入して貰える訳ではなく、相手が本当に欲しいものを把握し、それを提供することでようやく購入して貰えます。

この能力こそが営業に必要なコミュニケーション能力です。

➁医療の世界に関心がある人

医薬情報担当者は医薬品・病気に関する知識を持っておく必要があり、これらの知識は覚える情報量も多く、医療は日々進化しているため以前覚えたことが役に立たなくなり、新たに覚え直す必要もあります。

これは決して簡単なことではない為、医薬情報担当者という職業は医療についての関心がないと務まりません。

上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。

笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。