営業・販売の選考を受ける大学生に向けて

・「営業・販売の違いは何なの?」
・「どっちが自分に向いてるの?」
・「志望動機はどう書くの?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.営業・販売の違い
2.営業・販売に向いている人
3.志望動機の書き方

1.営業・販売の違い

営業と販売の違いは何かご存知ですか?

「営業」は外回りをしながら商品を売り込み、「販売」はお店でお客様の相手をするイメージがあります。

いずれも「商品を売ること」ですが、「営業と「販売」は以下の内容が異なります。

営業

新しい顧客を獲得し、営業マンから売り込む「能動的で積極的なスタイル」です。
場所に関しては、積極的に自らが訪問する為、販売と異なり、店などの場所はなく、事務処理がある「デスクワーク」くらいです。

販売

既に獲得している顧客に対して購入をサポートし、従って「お客様を待ちながら販売する受身スタイル」です。
場所に関しては、「お店」や「売り場」など「商品とサービス」を展示しお客様を待ち構えます。

2.営業・販売に向いている人

営業・販売に向いている人をそれぞれ紹介します。

営業に向いている人は「相手に分かりやすい表現で伝える能力がある人、会社の成長を考えている人、粘り強い人」です!

➀相手に分かりやすい表現で伝える能力がある人

営業は、話す相手の意識も必要ですが、特に大事なのは相手に納得して頂くことが求められます。
また、必ずしもお客様が専門分野に詳しいとは限りませんので、相手に分かりやすく専門用語を説明せざるを得ません。
単に口だけ達者ではなく、相手が自然に聞き入る話し方の方が営業に向いています。

➁会社の成長を考えている人

常に会社の成長を考えることで、次第に自分が何をすべきか思い浮かべることが出来ます。
大企業になると、金額が分かりにくく、やりがいを感じられなくなるかもしれません。
しかし、しっかりと見ている上司は必ずいるし、会社の利益は自分に返ってきます。
口先ばかりで楽観感的な考えでは、数年で諦めてしまう可能性が高いです。

➂粘り強い人

営業は中々新しい顧客が獲得出来ず落ち込みやすいですが、断られるのが当然の職種なので、いちいち気にしてたら非常に続けることは困難です。
取引先が一気に離れてしまうことも珍しくないので、どんなに業績が良くても謙虚な姿勢で向き合うことが好ましいです。
丁寧か、大雑把かは相手次第ですが、基本的には誠意ある対応が求められます。

販売に向いている人は「コミュニケーション能力がある人、頭の回転が良く要領の良い人」です!

➀コミュニケーション能力がある人

販売は最も人と接する職種であり、常にコミュニケーション能力がある人に求められます。
その場・その時に合わせた言葉選びが出来て、臨機応変な対応で個々のお客様に合わせた接客が必要です。
また、「お客様は何を求めているのか」を常に考え、そのことに対して努力することを惜しまない人が向いているでしょう。

➁頭の回転が良く要領がある人

「頭の回転が良く、要領がある」は決して、学業が優れている意味ではありません。
ビジネスマナーの知識よりも、応対する相手によって話し方を変えられる機転のある人の方が販売実績は高いようです。
また、販売の仕事は一見地味な作業のイメージですが、仕事量はかなりある為、接客の合間時間に要領良く業務が出来なければ、上司から評価されません。

3.志望動機の書き方

営業と販売の志望動機の書き方をそれぞれ紹介します。

営業の志望動機の書き方は「コミュニケーション能力、商品を売りたい熱意、お客様に貢献したい気持ち」の3つを意識しましょう!

➀コミュニケーション能力

営業に必要不可欠な能力は、何といってもコミュニケーション能力であり、企業は、営業志望の人材はこのコミュニケーション能力がいかに長けているかを見ていて、商品をアピールすることと自分をアピールすることは殆ど同じ能力です。

自身のコミュニケーション能力がいかに優れているかをアピールする書き方をしないと、内定を勝ち取るのは困難であり、人との関係の中で嬉しかったこと、喜ばれたことを棚卸してみましょう。

その中で何か一つでもいいので、コミュニケーション能力のスキルを営業の志望動機に結びつけることができれば十分なアピールとなります。自分の体験の中から生まれた内容となりますので、説得力もあり営業に対しては十分な志望動機となるでしょう。

➁商品を売りたい熱意

営業職を志望する場合には、必ず企業が扱っている商品があるはずであり、出来ることなら自分でその商品を実際に使ってみるのがベストですが、それが出来なくてもインターネットで企業がどういった商品を扱っているのかを事前にリサーチする必要があります。

営業をやりたいと思うなら志望動機の書き方のコツとして、いかに自分がその商品を世の中に広めたいかを熱意をもってアピールするかが大切であり、営業を希望しているにも関わらずその企業がどんな商品を扱っているかをきちんと知っていなければ、門前払いにされる可能性がありますのでくれぐれも志望動機には注意してください。

どんな商品でも世の中に出ている限り良いところは必ずありますので、注意して探し、うまく志望動機に結び付けた書き方をしましょう。

➂お客様に貢献したい気持ち

営業の仕事の醍醐味は、何といってもお客様が喜ぶ顔がダイレクトに見られ、これは売れている営業マンほど感じているでしょう。

仕事でお客様から喜んでもらえたときは何物にも代えがたい喜びがあり、自分がやったことで誰かに喜んでもらうことは大変嬉しいものであり、自分の人生経験の中から誰かに喜ばれて嬉しかったことや幸せに思えたことを思い出してみると良いでしょう。

それがそのまま営業の志望動機となり、同じようにお客様にも喜んでもらいたい気持ちをアピールし、何より営業の仕事は、お客様に貢献したい気持ちをいかにアピールできるかがポイントになります。

販売の志望動機の書き方は「人との繋がり、褒められた能力」の2つを意識しましょう!

➀人との繋がり

販売職の特色はどんなところにあるかと考えると、「人との繋がり」にあることが分かり、ネット上で何でもやり取り出来る時代ですが、販売業の多くは店舗で接客をする仕事です。

その為、「人との繋がり」をキーワードにした書き方をしていくと、何故販売職を志望しているのかという志望動機が非常に説得力を帯び、志望動機には是非人との繋がりを盛り込みましょう。

➁褒められた能力

「販売業でのアルバイトを通して褒められた自分の能力がきっかけになり、販売業を志すようになった」という志望動機もアピール力が高い書き方であり、人との繋がりの素敵さを知っているというアピールもできます。

また、何より実際の経験・エピソードを通して、販売業に活かせる自分の能力をアピール出来ることが非常に大きなポイントです。

上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。

笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。

出典

➀ https://www.urikata.biz/%E3%80%8C%E5%96%B6%E6%A5%AD%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%AF%EF%BC%9F%E4%BB%95%E4%BA%8B%E5%86%85%E5%AE%B9%E3%82%84%E6%B1%82%E3%82%81%E3%82%89/

➁ http://jobgood.jp/9299

➂ https://search.yahoo.co.jp/amp/s/shukatsu-mirai.com/archives/20181/amp%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAZnlp9uF0477rAE%253D

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/shukatsu-mirai.com/archives/20308/amp%3Fusqp%3Dmq331AQNKAGYAf6fh_nJ-77nWw%253D%253D