客室乗務員に興味がある人はこれを見よう!

・「客室乗務員って何なの?」
・「どんな魅力があるの?」
・「どんな人が向いているの?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.客室乗務員について
2.客室乗務員の仕事内容
3.客室乗務員の魅力
4.向いている人

1.客室乗務員について

客室乗務員とは、「旅客機に搭乗し、乗客の搭乗から到着まで様々な業務を行う仕事」です!

就活中の大学生に人気の仕事であり、洗練されたマナー・美しい制服姿、国内・海外を飛行機で飛び回るという華やかなイメージに憧れ、客室乗務員になりたいと考えている人も少なくありません。

しかし、業務の大半を飛行中の航空機内で行う少し変わった仕事である為、求められる役割や注意点は細かく設定されています。

客室乗務員を目指すなら、業務内容以外に、仕事の知られざる魅力を理解しましょう。

2.客室乗務員の仕事内容

客室乗務員の仕事内容は「接客(機内サービス)、保安管理」の2つです!

➀接客(機内サービス)

客室乗務員の主な仕事は、乗客が機内で快適に過ごすためのサービスを提供します。

具体的に、機内アナウンス、エコノミー・プレミアムエコノミー・ビジネス・ファーストクラス別に準備された飲食物の提供・ゴミの回収、新聞・雑誌・ブランケット・イヤホンなどの配布と回収、トイレの簡易的な清掃・体が不自由な乗客のサポート・免税品の販売・入国書類の配布などです。

➁保安管理

保安管理とは、乗客の安全を守る、接客と並んだ重要な仕事であり、機体の安全確認は、客室乗務員が日常的に行う基本業務の一つであり、離陸前には、乗客に対して緊急時の案内・シートベルトの着用、手荷物の収納などについて説明します。

また、急病人が発生した場合は機内での応急対応だけでなく、空港到着後に直ちに救護措置が取れるように手配をします。

また、機体のトラブルや天候悪化など、機内の安全が保たれない可能性が生じた場合は、客室乗務員がパイロットと連携を取ります、

他にも、乗客の安全確保に力を注ぎ、ハイジャックなどの突発的な事件が起こった場合に、乗客の安全を守ることも客室乗務員の重要な任務であり、起こり得る緊急事態を想定した訓練を行い、万一の場合に対応できるようにします。

3.客室乗務員の魅力

客室乗務員の魅力は「奥深いサービス、お客様の反応がダイレクトに感じられる、人間性を活かせる、様々な土地で見聞を広められる」の4つです!

➀奥深いサービス

客室乗務員という仕事は一言では語りつくせないほど奥が深く、サービスには「正解」がなく、その場の状況やお客さまの態度などから「どのように行動すれば喜んでもらえるか?」を臨機応変に考える必要があります。

どんなにマニュアルを熟知し仕事を覚えたとしても、客室乗務員を続けている限り、サービスの追究には終わりがなく、保安要員としての仕事も重要です。

いかなる事態にも冷静に対応できるよう、日々の訓練と勉強で自分自身の知識を高めていく必要があるからこそ、客室乗務員の仕事は奥深く、単純ではないからこそ魅力を感じられます。

➁お客様の反応がダイレクトに感じられる

客室乗務員はお客さまと直接接する為、反応をダイレクトに感じられるところも魅力であり、もちろん、失敗をしたり迷惑をかけてしまったりすればお叱りの言葉を受けることもあることもありますが、世の中にはお客様の顔を直接見られない仕事も沢山あります。

客室乗務員の仕事は、直にお客さまと接し、コミュニケーションを取ることが出来るのが魅力です。

ファーストクラスの担当になれば、普段会うことができないようなエグゼクティブの方と接する機会もあり、特に人と接することが好きな人にとっては、お客さまからの感謝の言葉に大きな喜びと魅力を感じられます。

➂人間性を活かせる

直接お客様と接することは、客室乗務員自身の人間性や個性が出やすい仕事であり、当然会社としての方針やチームワークで動くことは大事ですが、言われたことだけをやるのではなく「自分が良い」と思ったサービスを提供することも重要です。

客室乗務員の仕事には、自然とその人の人間性が表れていき、自分自身を磨き続けることで、客室乗務員としても益々成長していくのが感じられるのも、大きな魅力の1つです。

➃様々な土地で見聞を広められる

当然、フライトでさまざまな土地を訪れることが出来るのも仕事の魅力であり、国際線に乗務出来るようになれば、異文化の空気を肌で感じたり、現地滞在でその国の魅力を味わえます。

こうして見聞を広めることで、その土地の歴史や文化を学び、お客さまに対するサービスもより向上します。

更に、プライベートで飛行機を利用する際にも「社員割引」で定価よりも安く航空券を購入することが可能であり、旅行が好きな人には魅力的な仕事かもしれません。

4.向いている人

客室乗務員に向いている人は「自己管理が出来る人、豊かな人間性がある人、チームプレーが出来る人」です!

➀自己管理が出来る人

客室乗務員は体力があることに加えて、徹底した自己管理が出来るか重要です。

客室乗務員になると、フライトで各地に飛び回ることになり、フライトの度に違う時差の国に行くことも多くなる為、しっかりと自己管理が出来ついなければ、直ぐに身体を壊してしまいます。

国内線のみを運航する航空会社の場合でも、1日に数回のフライトをこなすハードスケジュールの為、日頃から自分で体調を整えようと努力することは必須です。

➁豊かな人間性がある人

客室乗務員の採用試験では、人柄が大変重視され、様々なお客様と接する仕事である為、人間的な魅力があるか、一般教養が身についているかなども問われます。

客室乗務員は、お客様にとって安心感を持ってもらえるような存在にならず、その為には、日頃から世の中のニュースに興味を持ち教養を深めたり、様々な人と話してコミュニケーション能力を高めたりすることも大切です。

正しい日本語が使えるかどうか、清潔感・笑顔・立ち姿など見た目の部分も重要であり、
これらは日常的に注意しておきましょう。

➂チームプレーが出来る人

客室乗務員はパイロット・整備士、また他の客室乗務員達と協力し合って働く必要がある為、チームプレーができる人が望まれます。

当然、自分の経験や判断に基づいてお客様にサービスをすることもありますが、基本的には仲間と協力して働く姿勢が必要です。

サークル・アルバイトなど、仲間と一緒に行動する魅力や苦労の経験を味わったことがあれば、客室乗務員の仕事でも生かすことが出来ます。

上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。

笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。