技術職の選考を受ける人はこれを見よう!

・「技術職ってそもそも何?」
・「どういう人が向いているのかな?」
・「やりがいはなんだろう?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.技術職ってそもそも何?
2.技術職はどういう人が向いてるの?
3.技術職のやりがいとは?

1.技術職ってそもそも何?

技術職は主に、「建築系エンジニア、機械系エンジニア、ITエンジニア」の3つに大きく分けられます。

それぞれについて説明していきます。

①建築系エンジニア

建築系エンジニアとは、「住宅やビルの設計及び、建築に携わる技術職」です!

設計から工事の監督まで、建物を作るすべての工程を監理する「建築士」、現場の作業員が作業をするときに使う施工図を作る「施工図設計者」や、CADと呼ばれる設計図を作成するソフトを使って設計図の作成や修正、変更などの作業を行う「CADオペレーター」といった設計に携わる職種があります。

一方で、建築現場で活躍しているのが、作業員を束ね工事を進める「施工管理」や左官、大工といった職人です。建築系エンジニアは建築士や建築施工管理技士といった、国家資格が必要な業務が多いのが特徴です。

②機械系エンジニア

機械系エンジニアとは、「工場や設備、乗り物などの機械の設計・開発・保守・修理などを行うエンジニア」です!

機械を開発・設計する「機械設計」や、CADで設計図を作成する「CADオペレーター」、納期、生産量に応じて工場に指示を出して管理する「生産管理」といった職種があります。

また、客先の機械をメンテナンス・修理しながら、場合によっては新しい商品やサービスを提案する「セールスエンジニア」も機械系エンジニアに含まれます。

③ITエンジニア

ITエンジニアとは、「コンピュータシステムの設計・開発・運用・保守に関わるエンジニア」です!

専門的な知識や高度な技術が必要な分野が多く、ネットワークに特化してメンテナンスを行う「ネットワークエンジニア」、データベースのメンテナンスを行う「データベースエンジニア」など、業務・職種の細分化が進んでいます。

よく聞く「プログラマー」もシステム開発を行いますが、設計などには携わらないのが一般的で、ひたすらコードを書いているのが好きだという人も多いです。

2.技術職はどういう人が向いてるの?

技術職に向いている人はズバリ!「几帳面な人、コミュニケーション能力と判断力のある人、知的向上心のある人」です!

それぞれについて説明していきます。

①几帳面な人

「几帳面さ」に関しては、特に必要とされます。

1つのミスにより大きな事故やビジネスにおける大きなマイナスポイントにつながる恐れがあるため、チェック力は大変重要な素質になります。

実際に、機器に触れて感覚をつかむことや、仮想的な練習機器を作成してシステムの動きを確認することなど日常茶飯事で行っています。

②コミュニケーション能力と判断力のある人

「コミュニケーション能力と判断力」に関しても、重要なポイントとなります。

他部署を経由するような大きな事案に関しては、上長(所属するチームの長)を上手く巻き込むことで、より迅速に社内処理を進めることが可能です。

これが出来る出来ないによって、サービス品質の良し悪しが決まるといっても過言ではありません。

③知的向上心のある人

技術職においては、勉強の機会が非常に多いです。

技術進歩の速度や新技術のリリースが非常に速い点が、その理由となります。

もちろん、様々なメディアで各メーカーの動向を探ったり、自身で技術フォーラム(展示会)に参加して最新の技術動向を体感することも重要となります。 

3.技術職のやりがいとは?

技術職のやりがいは主に3つあります。
それぞれについて説明していきます。

①ものづくりの達成感を感じることができる

製品の製造行程の設計を行う技術職が最もやりがいを感じることは、「ものづくりの達成感」であるといえます。

技術職が携わるものづくりの技術は、製造業の製品の需要自体が下がりつつある現代社会でもどんどん向上しています。

その分、一昔前よりも「製品開発」の期間や、「製品寿命」の年数が短っています。すぐに技術革新が起きるからです。

技術職として働く以上、現代社会の技術革新の波に乗って日々仕事で工夫をしていく必要がありますが、その分「達成感」を味わえる頻度が高まっているともいえます。

②様々な分野への知識が身につき楽しい

技術職は「専門職」ですから、自分が関わるジャンルの製品や業界、特定分野の深い知識が求められます。

しかし、自分にとって必要な知識は専門分野に限ったことではありません。

たとえば、製品が市場に流通する際の課題解決を担う役割である「生産技術職」では、設計され製造される製品が本当に市場や消費者に受け入れられるかどうかを提案・アドバイスする仕事をします。

この場合、自身の専門知識以外に市場に受け入れられるためのマーケティングの知識などと組み合わせた提案を行う必要があります。

このように、現場での技術職としての仕事の中で、製品が実際に市場に届くまでの過程で学べることが多いのも技術職のやりがいのひとつです。

③現場やユーザーからの感謝や応援の言葉をもらえる

たとえば、工場での技術職であれば従業員、よりビジネス現場に近い技術職であれば実際に製品を使用するユーザーなどから感謝や応援を貰えることもやりがいのひとつであるといえます。

ただ、決まった工程の仕事を行うだけではなく、その工程の仕組み自体を作ることのできる技術職だからこそのやりがいといえます。

当然簡単な仕事ではありませんが、より製品の品質や価値を向上させる技術職は、製造業に必要不可欠な人材なのです。

上記の項目をしっかりと理解すれば、就活が少しでもうまくいくはずです。

深呼吸を行い、リラックスした状態で面接を受けましょう。

出典:

①https://rebe-career.co.jp/detail/1454/#3

②https://avalon-consulting.jp/20s-media/technical-development-job/

③http://ikikatadatabase.com/archives/1441