法務・特許・審査の選考を受ける人はこれを見よう!

・「法務・特許・審査って何なの?」
・「必要な能力・スキルは?」
・「志望動機は何を書くべき?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.法務・特許・審査について
2.法務・特許・審査の仕事内容
3.必要な能力・スキル
4.志望動機の書き方

1.法務・特許・審査について

法務・特許・審査についてそれぞれ紹介します。

➀法務

法務は、企業活動全般に関する法律面での業務を担当し、顧問弁護士との連絡・相談、対外的な法的問題のみならず、社員の権利に関わる訴訟(セクハラ、労働条件)なども扱います。

➁特許

特許は、社員が開発した新製品・新技術などを、特許事務所の助けを借りながら申請登録を担当し、特許や知的財産が侵害された場合の訴訟業務も行います。

➂審査

審査は、企業の業務において発生し様々な契約を法的にチェックする「商法のスペシャリスト」です。

2.法務・特許・審査の仕事内容

法務・特許・審査の仕事内容をそれぞれ紹介します。但し、特許は「特許事務」、審査は「銀行」について紹介します。

➀法務

➊契約・取引法務

契約・取引法務は、企業が運営している中での売買契約や秘密保持契約、業務委託契約などの文書を確認する業務が割合を大きく占めており、国内の契約以外に海外との契約事項の確認も担当します。

➋機関・組織法務

機関・組織法務は、株主総会や取締役会などの会社運営上において非常に重要な機関の運営を目的としていて、この場面で何かミスがあり、非合法的な処置が施された場合は会社の信用に大きく作用します。

利用される主な法律としては「会社法」などが挙げられ、この他にも株式の発行や分割、子会社の設立などの法的手続きが必要になる業務にも非常に携わります。

➌コンプライアンス・社内規定

企業・会社にとって信頼性は運営を行うにあたって最も重要なものであり、その為にもコンプライアンスの周知徹底は必要不可欠であり、社内研修や相談窓口の設置が必要となり、また、社内ルールを明白化し、社内秩序を保ちます。

➍紛争対応法務

自社と取引企業の間でのトラブルや顧客からのクレームがあった際に、法務部が対応することがあり、企業では、カスタマーセンターやお客様相談室といった部があるのはよく知られていますが、法務部が積極的に動くようになる場面は、訴訟などの法的なす手段を選択する場合が多いです。

➁特許(特許事務)

➊電話・受付対応

かかってきた電話を取り、事務所の入口に近い席に座り、来客などの対応を行います。

特許事務所のみならず、一般的な事務員の仕事なので、通常、特許事務の経験が浅い人が担当し、特許事務所の場合、外国からのゲストが来所することもあり、簡単な英会話ができることが望ましいですが、直ぐに翻訳担当者などに取り次ぐことが可能なので出来なくても問題はありません。

また、来客を応接室に案内した後は、お茶を出したりします。

➋レター等の受送信

特許事務所は、多くの手紙を扱い、最近は、顧客や外国代理人とEメールでやり取りすることが増えていますが、署名書類や証明書類、証拠物件などを扱うこともあり、その場合は、郵送したりDHLなどの国際宅配便を使ったりします。

一般的な流れは、Eメールの受送信は、通常は弁理士や特許技術者が行い、特許事務員は主に郵便物を振り分ける作業を行いま受信した郵便物を特許関係、商標関係、外国関係など大まかな振り分けを行い、各部署別の特許事務員に回して、各担当弁理士等に届けて貰い、逆に、送信する郵便物は、弁理士の指示・チェックの後、先方に送ることになります。

➌国内顧客向けレター作成

出願完了報告など、国内顧客向けの一般的な報告用レターは定型文ですので、既存データに基づき、特許事務員が作成しますが、どの定型文を選択するのかは、ある程度手続の流れが理解していないと判断できず、何年か経験を積んだ人が行うことが多いです。

特許庁からの拒絶理由通知などの報告等は、専門的な判断が必要となり、通常、対応案などを含めて弁理士がレターを作成します。

➍外国代理人・外国顧客向けレター作成

英語が得意で、かつ、ある程度経験を積んで実務を理解しているベテラン特許事務員であれば、外国向けの英文レターを作成することがあります。但し、韓国・中国・台湾などの代理人は、日本語でやり取りできるところが殆どです。

しかし、発展途上国の代理人は、期限を守らないことが多く、督促することが頻繁に起こりますので、期限を設定しなければならないような重要なレターは、弁理士が作成・管理することになるでしょう。

更に、英会話が得意であれば、外国からゲストが来所した場合や、逆に弁理士が外国代理人の事務所を訪問したり国際会議に参加したりするときに、通訳を頼まれる可能性もあります。

➎特許庁へのオンライン手続

特許庁への殆どの手続は、インターネット出願ソフトを利用してオンラインで行い、この
作業も、通常は特許事務の仕事になります。

弁理士や特許技術者、チェッカー等がチェックした書類・データについて、オンライン申請の準備を行い、作成書類や操作に問題があると、各段階でエラーが表示され、修正しながら最終的には問題の無い手続を行うことが出来るのですが、至急出願しなければならない案件等もあり、特許法等の法律や書式に関する基本的な知識を持ち、直ぐに対処できる能力は必要でしょう。その為、この作業は、ベテランの事務員が担当することが多いです。

➏期限管理

特許事務の仕事のうち、期限管理が最も重要であり、原則として、顧客は特許事務所に期限管理を任せていることが多いです。期限管理に誤りがあると、最悪、権利が失効することになってしまう為、事務所が信用を失うだけでなく、場合によっては、損害賠償を請求されることもあります。

その為、期限の所内のデータベースへの入力及び紙媒体の期限簿への記載を行うにあたっては、ダブルチェックやトリプルチェックを行い、最終チェックは弁理士が行うことが一般的であり、データベースのバックアップ作業も重要で、定期的に特許事務がこの作業を行うこともあります。

➐事件袋作成、データ記入

出願の依頼を受けると、特許事務は、事件袋を作成し、権利化或いは拒絶が確定するまでは、その事件袋に書類等を入れて管理しますが、近年はペーパーレスの影響でデータだけを残す特許事務所も多くなり、紙媒体の方が読みやすいことから、紙媒体の事件袋を作るところが一般的です。新規の顧客については、所内のデータベース等に顧客データを入力します。

➑誤記チェック

弁理士が特許明細書や意見書等を作成した後、特許事務員が誤記などの有無をチェックすることがあり、それほど実務に詳しくなくても出来るが、権利範囲や権利解釈に影響を及ぼすことがある重要な作業なので、通常は、ベテランで几帳面な事務員が担当することが多いです。

➂審査(銀行)

➊顧客 : 個人

個人顧客は、主に住宅ローンや自動車ローンといった個人ローンについての相談を銀行へ行き、審査は顧客の年齢や収入、職業などから個人ローンの妥当性について検討します。

➋顧客 : 企業

審査にあたり、営業部門が得た顧客の決算書などの資料をもとに企業の経営内容や財務状況、戦略、将来性、事業環境などあらゆる要素を分析、融資条件を判断して、資料が不足したら、営業担当者に資料の取り寄せを指示して、仮に融資が妥当と判断できれば、次に融資条件である金利や資金用途、融資期間、担保などの設定を考えます。

ここでは顧客と銀行の双方に対して最適な融資となるようにスキームを組み、スキームが出来れば営業担当者と打ち合わせをして、営業担当者が融資スキームを提案します。

3.必要な能力・スキル

こちらでは「法務の必要な能力・スキル」を紹介します。

➀コミュニケーション能力

法務は、社内外の人達と折衝したり利害を調整したりする役割がある為、コミュニケーション能力やバランス感覚のある人が最も求められると言えるでしょう。商事法務研究会の調査によると、「採用時に重視する能力」の内「コミュニケーション能力」が新卒・中途採用(経験者・未経験者含む)共に最も必要になります。

➁ビジネスを推進する能力

業界の知識や商習慣などに精通していることや会社のビジネスを推進するための発想力やセンスが求められ、法律の解釈が出来るのみならず、現実的な観点からその解釈を自社のビジネスに当てはめるとどうなるのかを考える能力が必要です。

➂英語力・文書作成能力

近年では国際取引が増加していることから、英文契約書の読解力かつ英語力が問われることが増えています。その他、インターネットでのリサーチ能力や文書作成能力も法務で求められる能力です。

4.志望動機の書き方

こちらでも「法務の志望動機の書き方」を紹介します。

法務担当者は高度な知識とスキルが必要とされる為、応募者は具体的な実績や経験を書くことでアピールすることが効果的でしょう。
企業の魅力と自身の能力を十分に理解した上で、オリジナリティのある志望動機を作成することが重要です。

上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。

笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。