海外営業の選考を受ける人はこれを見よう!(保存版)

・「海外営業はどんな仕事するの?」
・「必要なスキルは何があるの?」
・「志望動機で気をつける事は?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.海外営業はどんな仕事するの?
2.海外営業がある会社はどういう企業があるの?
3.必須のスキルは何があるの?
4.志望動機で気をつける事は?

1.海外営業はどんな仕事するの?

海外営業の仕事について「6つ」紹介します。

1.販売
販売は文字通り、営業で最も大切な仕事ですが、売り込みです。売り込みの方法は様々です。国内の営業活動において常に新規開拓の営業部だけでなく、ルート営業と言った営業活動があります。海外営業部にも新規顧客を積極的に行うこともあれば、サプライヤー或いは取引先のみ中心に活動する海外営業部もあります。

2.買い付け
買い付けは、会社次第で購買部に分類されますが、輸入営業部という名前で活動している会社も少なくありません。基本的にはサプライヤーから製品や部品を買い付けして日本市場或いは日本の取引先に販売する事です。

3.アフターケア
アフターケアは、販売同様に営業の大切な仕事です。しかし、売っただけではなく売った後も使い心地や問題点、気づいたことやその他意見や感想、改善点を確認するのも営業の仕事です。これは国内営業だけでなく海外営業も同様で定期的に海外の顧客やお客様とコンタクトして現状の確認をする必要があります。

4.見積書
見積書は営業部である以上、国内・海外問わず作成したり、依頼しなければなりません。顧客やお客様の希望価格や会社の販売希望価格の間に立って調整する事も営業部の仕事です。これは国内営業だけでなく海外営業もしなければいけない仕事です。

5.打ち合わせ
海外営業は定期的に打ち合わせがスケジュールさせられます。国内だけでなく海外の子会社、関連会社、社内の支店などと打ち合わせをしたり、実際に顧客先に出向いてお客様と打ち合わせをします。

6.納期調整
納期調整は会社によりサプライチェーン部もしくはロジスティック部が担当するケースもありますが、サンプルのやりとりの場合は殆ど海外営業が担当しています。主な業務内容は、輸送業者へ納期の問い合わせをしたり、取引先やサプライヤーと打ち合わせをしてベストな日を決めなければなりません。

2.海外営業がある会社はどういう企業があるの?

ズバリ! 様々な業界を通してあります!

学生の中で人気な企業で海外営業がある会社を挙げていきます。

・ホンダ
・パナソニック
・三菱自動車
・三井不動産
・バンダイ
・東芝
・資生堂
・レッドブル・ジャパン
・富士フィルム
・日本アイ・ビー・エム

基本的に大企業は、海外営業がある会社が多いです。海外営業を行いたい学生は、企業分析を行った上で選考を受けるようにしましょう。

3.必須のスキルは何があるの?

必須のスキルについて「3つ」紹介します。

1.語学
海外営業で語学は出来て当たり前です。ビジネスシーンの殆どは英語が共通語です。英語が話せないと相手の要望に応えるどころか、理解する事も不可能です。理想的にはTOEIC800点以上ですが、単語力が多少不足気味でも、身振り手振りのコミュニケーション能力も必要です。

2.マナー
日本では「謙虚さ」や「奥ゆかしさ」は重んじられますが、海外では「奥ゆかしさ」は「消極的」と思われがちです。外国との交渉相手は挑発的と言っても過言ではありません。だからこそ商談や契約は「獲得する」のではなく「奪い取る」くらいのアグレッシブな気迫で望む事が大切です。

3.自国のアピール
海外営業では相手国の知識が必要不可欠なのは言う間でもありません。しかし、自国の文化や歴史についても説明出来る必要があります。
例えば、日本に最も近い韓国と取引するとしましょう。何かと揉めてる日韓関係ですが、経済・貿易関係は切っても切れない関係です。日韓貿易額は中国、アメリカに次ぐ世界第3位です。韓国の半導体の大半は日本から輸入しています。また、スマートフォンの世界トップシェアのサムスンの部品も日本から輸入されています。民間交流も比較的盛んで、日韓の文化や違いを協調する事も重要です。だからこそ、自国と他国の違いを答えることも大切です。

4..志望動機で気をつける事は?

志望動機で気をつける事について「3つ」紹介します。

1.営業職に対する気持ちを真っ向に伝える
志望動機は人それぞれです。明確な答えはありません。しかし、海外営業は文字通り「営業職」なのです。いずれにしろ、「営業の仕事がしたい」気持ちはあるはずです。
けれども、いざ海外営業の面接を受けた時に、どうしても「海外」はがりに気を取られてしまい、肝心な「営業の仕事がしたい」と気持ちがアピール出来ずに中々採用出来ない人が少なくありません。海外営業の志望動機は必ず「海外」と「営業」の両方をアプローチしましょう。

2.「海外」だけに着目しない
やはり、海外営業の面接で営業職に対する意欲や関心について伝えることが出来ない人が少なくありません。なぜなら、繰り返しになりますが、「営業」ではなく「海外」ばかりに目が行くからです。その背景には、海外滞在経験や留学経験があります。
志望者に多い理由は、「海外滞在経験を生かしたい」とか「語学力を試したい」、或いは「仕事を通じて海外経験を積みたい」等の志望動機をあげる人です。それらを大切にしつつ、執着ばかりするのは辞めましょう。

3.志望動機は海外・営業の両方に着目する
先程も説明しましたが、海外営業は「海外」と「営業」の両方を視野に入れるべきです。また、取引先があくまで海外なだけで、仕事の本質は「営業」である事に変わりません。
先ずは、営業をしたい事を最初に持ち、2番目3番目に語学や資格を持つようにしましょう。この部分でミスを犯す人も少なからずいますので、特に注意しましょう。

上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。

笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。