生産技術と技術開発に興味ある人はこれを見よう!

・「生産技術・技術開発って何なの?」
・「どんな魅力があるの?」
・「どんな人材が必要なの?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.生産技術の仕事内容
2.生産技術の魅力
3.技術開発の仕事内容
4.技術開発の魅力
5.向いている人

1.生産技術の仕事内容

生産技術は「生産ラインの設計・管理をする仕事」です!

生産技術の仕事内容は「生産性向上の設計・修理、製造部門の連携、生産システムの計画・具体化」の3つです!

➀生産性の向上の設計・修理

生産性には、「資本生産性」「労働生産性」の二種類があります。

「資本生産性」とは、工場設備からどれだけの製品を生産することができるかを表す指標であり、機械を使ってよりたくさんの製品をつくり出す方法を考えます。

「労働生産性」は、人がどのくらい効率良く働けているかを表す指標であり、作業をより早く行うために、人員をどう配置したら良いのかを見直して、人と設備を最大限に活かしたスムーズな作業方法を考えます。

➁製造部門の連携

製造部門と設計部門の協力は、製品を計画通り作る為の大切なポイントであり、生産技術は設計部門と製造部門をつなぐパイプ役になり、必要に応じて現場社員から意見を聞き、お互いの意見や考えにずれが生じている場合には改善するための提案をします。

出来る限り全員の意見を纏め、何が最善策を考え、どうしても無理がある場合には、開発部門に再び計画の見直しをお願いすることがあります。

➂生産システムの計画・具体化

生産システムとは、在庫管理や加工技術を支援するパソコン上のプログラムであり、どんなシステムを使えば、無駄な在庫を減らせるか、効率的に作業が出来るか考えます。

システムを導入する費用と効果を考え、具体的な計画を進め、計画を立てるだけでなく、どうすれば実現出来るかを考えます。

2.生産技術の魅力

生産技術の魅力は「モノづくりの現場の幅広い知識が身につく、一から生産ラインを作る、様々な立場の人と協力して働ける」の3つです!

➀モノづくりの現場の幅広い知識が身につく

生産技術は、機械や設備の新規設計、製造現場の作業効率化、生産ラインの最適化、安全管理、人材配置など多岐にわたる仕事を任され、モノづくりの各工程に関わる中で幅広い知識やスキルが得られ、「生産性を上げる為の仕組みを考える」仕事を通じて、安全性や環境配慮に対する専門知識や、コスト意識も身につきます。

製造業の社長は生産技術出身者が多いと言われ、それは生産技術の仕事を通じて、モノづくりの現場を広く、深く知ることが出来ると考えられ、社長とは言わなくても、生産技術から工場長や責任者へとステップアップすることも出来て、キャリアパスの可能性が明るいことは、生産技術として働く魅力の一つです。

➁一から生産ラインを作る

工場の生産ラインは、始めからそこにずっとあるわけではなく、プロジェクトごとにどのような設備を導入し、どのように製品を生産していくのかを考えていくのが生産技術の役割です。

生産ラインを本稼働させるまでには数多くの試行錯誤と失敗が付き物ですが、いざ製品が生産ラインから生まれた時には、何物にも代えがたい感動があり、製造現場を自分の手で作り出す実感が味わえることは、生産技術の魅力です。

➂様々な立場の人と協力して働ける

生産技術は、設計や製造現場といった社内の各部門や、協力会社など、多くの人と協力して仕事をして、幅広い視野が必要とされ、様々な立場の人とコミュニケーションを取りながら、必要なことを見極めて判断していく力が求められます。

モノづくりに携わりながらも人との関わりを重視して働きたい人には大きな魅力を感じられ、自分の頑張りによって製造現場の人々が安全に働け、計画通りに生産が進むようになった時に、何よりの喜びを味わえます。

3.技術開発の仕事内容

技術開発とは、「専門知識を活かして社会のニーズに応える製品や製法を開発する仕事」です!

技術開発の仕事内容は「製品開発部隊が描いた設計を実現させる、製品開発・生産に必要な設備開発、無駄のない生産システムの開発と具現化」の3つです!

➀製品開発部隊が描いた設計を実現させる

製品開発職によって、図面上で綺麗な形が出来上がっても、モノに出来なければ意味がなく、技術開発職が、どのような技術が必要かを探索し、もし当てはまるものがなければ自分達自身で技術そのものを作り出します。

➁製品開発・生産に必要な設備開発

工場との仕様決めを初め、制御回路設計、プログラム開発、稼働させて工場に納品するまで一連の製作工程の全てを担当し、モノづくりの醍醐味を直に感じられます。

➂無駄のない生産システムの開発と具現化

納期に合わせ、コストを見ながら効率よく生産を流すことは会社の利益に直結し、ビジネスとしてのモノづくりを支える頭脳となり活躍する仕事です。

4.技術開発の魅力

技術開発の魅力は「目標を立てやすい、大きな契約を結ぶ為に社外の人と協力体制を作れる、大きなお金が動きやすい」の3つです!

➀目標を立てやすい

技術開発は基本的に客先のニーズに答えるマーケットイン型の仕事である為、お客様から求めるものがスペック値としてはっきりしているケースが殆どです。

その為、「ユーザーが自分(自社商品)に対して何を期待しているのか」が分かりやすく、ゴールが明確であり、基本的に、目標スペック値を超えると採用が決まります。

➁大きな契約を結ぶ為に社外の人と協力体制を作れる

技術開発職は商品化を目の前にする案件がほとんどのため、社外の人間(ユーザー、商社、他社外注生産ライン)と仕事を共にすることがよくあります。

特に大手の場合、社外の方と同じ立ち位置で仕事が出来ることは、技術開発の魅力です。

➂大きなお金が動きやすい

技術開発で扱う案件は、ユーザーでの量産品評価が必要となるケースが多くなる為、開発品のスケールアップ、生産ラインの調整、場合によっては、新規設備導入を伴うこともあります。

他にも基礎研究部門と異なり、技術開発には営業が紐づいていることが多く、普段の開発環境でも資金面でプラスに働くことも少なくありません。

5.向いている人

生産技術と技術開発それぞれ紹介します。

➀生産技術

生産技術に向いている人は「人とのコミュニケーションが得意な人、柔らかい頭を持ち発想力がある人、物事を様々な角度から判断出来る人、モノづくりの発展に関わりたい人」です!

➊人とのコミュニケーションが得意な人

多くの部署の人と関わりがある為、コミュニケーション能力があれば上手に仕事をこなせ、異なる意見を持つ人を相手にしても、うまく立ち回ることが出来る人や交渉力がある人が向いています。

➋柔らかい頭を持ち発想力がある人

生産技術は、予想外のことが起こる場合があり、何が問題なのか見極めて解決策をひらめくことが出来ると、問題を早く解決することが出来ます。

➌物事を様々な角度から判断出来る人

生産工程を改善する際には、様々な角度から判断出来る人が向いており、新しい機械を導入する場合には、作業に掛かる時間が少なくなっているか、費用が少なくなっているか、品質は落ちていないか様々な角度から考えます。

➍モノづくりの発展に関わりたい人

消費者に役立つモノを生産したいという気持ちがあれば、初心者や未経験者であっても行える仕事であり、モノづくりに興味があり或いは好きな製品がある場合には、生産技術で工場全体に関わると楽しく働けます。

➁技術開発

技術開発に向いている人は「研究も好きだけど人を喜ばせることが好きな人、将来的に海外駐在で働きたい人、社外との取り組みの中で視野を広げたい人」です!

➊研究も好きだけど人を喜ばせることが好きな人

技術開発で一番おすすめのタイプは、研究だけでなく、人を喜ばせるようなことが好きな人であり、上述の通り、技術開発はユーザーと接触する機会が多く、採用に向けて、要求スペックを提示される仕事です。

要求スペックを達成することで、ユーザーが喜ぶことはもちろん、製品採用を獲得できることで上司、営業、商社といった多方面の人と喜びを分かち合えます。

➋将来的に海外駐在で働きたい人

自分のスキルアップのために海外駐在を経験したいのであれば、技術開発職であり、技術開発はユーザーに近い為、客先の海外工場近くに赴任できるケースもあります。

日本企業の海外進出はかなり進んでいますが、それでも海外駐在となるとまだまだ少なく、技術開発ならスキルアップに加えて、将来的に出世の面で見てもプラスに働く可能性が高くなります。

➌社外との取り組みの中で視野を広げたい人

技術開発はユーザーと接触することが多く、その過程で商社や外注先工場など、自社文化と異なる文化に触れることが出来て、ユーザー向けの技術開発だからこそ経験できる立場です。

将来的にキャリアアップ転職も踏まえて、自分の視点を広げておきたい人にとって、社外との取り組みが多い技術開発は魅力的なポジションです。

上記の事項を知る事で、自信を持って就活ができることでしょう。
是非、参考にしてみてください。

笑顔を忘れずに、面接に励み、内定を勝ち取りましょう。