CGデザイナーの選考を受ける人はこれを見よう!

・「CGデザイナーってそもそも何?」
・「年収はいくらくらいなの?」
・「どんな仕事をしているの?」
・「どういう人が向いているのかな?」
といった疑問にお答えします。

0.目次

1.CGデザイナーってそもそも何?
2.年収はいくらくらい?
3.どんな仕事をしているの?
4.CGデザイナーはどういう人が向いてるの?

1.CGデザイナーってそもそも何?

CGデザイナーとは、「コンピューターを使ってCGを制作する人」です!

CGデザイナーの仕事内容は多岐にわたり、デザイン作品だけでなく、産業用の図面や画像、アニメーションなども制作するため「CGクリエイター」「CGアーティスト」などと呼ばれる場合もあります。

CG(コンピューター・グラフィック)とは、コンピューターと専用のアプリケーション・ソフトを用いて制作された図や絵・映像などを指します。

古くは、アート作品や図面は紙に画材で手描きし、動画・映像は実際にフィルムやビデオカメラで撮影していました。

現在はそれらを、コンピューターのデジタル画面上でプログラミング技術とソフトを使用して表現することで、実写では不可能だった表現を、よりリアルに、そして鮮明に描くことができるようになりました。

2.年収はいくらくらい?

CGデザイナーの平均年収はズバリ!「300万円から500万円」です!

当然、ヒット作を多く手掛けるゲーム制作会社や映像制作会社に勤務していれば、年収は増えていきます。より年収を稼ぎたいのなら、腕を磨いて、独立するという方法もあります。

CGを使った映像作品やゲームはたくさん制作されているため、腕の良いCGデザイナーは引く手数多です。そのためフリーランスでも仕事の依頼が絶えない売れっ子になれば、年収は右肩あがりになります。

3.どんな仕事をしているの?

CGデザイナーの仕事内容はズバリ!「パソコンでCGを作成すること」です!

CGデザイナーは、コンピューター(パソコン)を駆使してグラフィックスを制作することが基本的な仕事となります。

具体的には、専用のCG作成ソフトを使用し、2D・3DのCG制作を始めとしアニメーションなどの動きがあるものまで手掛けます。

3次元CGの技術の進歩とともに、映画やゲーム、アニメーションだけでなく、建築や車、機械の設計など、CGの活用の場が広がってきています。

ここで、CGデザインの作業の流れを説明します。

CGデザイナーの仕事はデッサン画を元に物体の形状データをおこす作業(モデリング)から始まります。次に、コンピューター上の形状データに質感を貼りつけ、画面上に配置をします。

どの角度から見るのかという視覚を設定し、光源を与えて、リアルな形状をつくりあげていきます。形状ができあがったら、さまざまな効果を追加していき、必要であれば動きの設定をして完成となります。

一般的にはこれらの一連の作業は分担して行われます。二次元のグラフィックデザインと比較し、三次元CGの作成は非常に手間がかかります。

4.CGデザイナーはどういう人が向いてるの?

CGデザイナーに向いている人はズバリ!「地道に黙々と作業をするのが好きな人、体力がある人、何よりもデザインすることが好きな人」です!

それぞれについて説明していきます。

①地道に黙々と作業をするのが好きな人

ポスターなど静止画数枚の作業であれば地道になることは多くはありませんが、モーション系の仕事の場合は、確実に似たような作業の連続で地道です。ですので、地道な作業が好きな方はもってこいの職業です。

また、作業に入ったときの「黙々」という雰囲気は一点集中したい方にも非常に向いていると言える職業です。

②体力がある人

納期前の追い込みは他職の追随を許さないほど厳しいです。

そのため、身体的な体力も必要ですが、実は「精神面」での体力も必要で、タフな方、むしろ追い込むことを楽しめるという方は非常にCGデザイナーという職に向いていると思います。

似たような作業の繰り返しが永遠と続くときもあるのでこれを精神的につらいと思うと、なかなか続けるのは難しいかもしれません。

③何よりもデザインすることが好きな人

どの職業にも言えることですが、CGデザイナーは特に「この職が好きだ!」「デザインが好きだ!」という思いが強くないと続けていくことが難しい職業です。それほど、体力的にも精神的にもきつい部分があります。

ですが、その「好き」という気持ちが形になりやすい部分もあるので、両極端になる傾向が強いです。元々「デザイン」が好きという方は、将来的にも大きな成功を手にすることができる可能性を秘めています。

上記の項目をしっかりと理解すれば、就活が少しでもうまくいくはずです。

深呼吸を行い、リラックスした状態で面接を受けましょう。